
2020.07.07
閑・感・観~寄稿コーナー~
「こども本の森」にかかわって(朝野 富三)
大阪が生んだ世界的な建築家の安藤忠雄さん(78)がつくった「こども本の森 中之島」が、新型コロナの影響で当初より四カ月遅れで7月5日に開館しました。計画段階からかかわってきたので、今はほっと一息ついています。 安藤さんが計画を公表したのは3年前。私に「手伝わへんか」と声がかか…

2020.06.16
閑・感・観~寄稿コーナー~
島で暮らす(7)網の積み上げ、千本ノック(元田 禎)
今シーズンの海苔の季節がやって来ました。マルコ水産(広島県福山市内海町、兼田敏信社長)の本格的な準備は、まだまだ先のことですけれど。 2020年6月上旬、僕は先輩漁師らと、昨シーズンに使った汚れた海苔網の片付けをしました。海苔漁は2月半ばに終わり、海上に張り巡らせていた網は、…

2020.06.04
閑・感・観~寄稿コーナー~
神戸の大学で広報を担当しています(高村 洋一)
毎日新聞社を選択定年退職して、神戸学院大学広報部の嘱託職員になって8カ月がたちました。キャンパスは神戸・ポートアイランドの海辺にあり、開放的な雰囲気です。大津の自宅から通うとちょっと遠いので三宮にワンルームの部屋を借りて、通勤しています。あたりまえですが、新聞社と大学は文化が違…

2020.05.23
閑・感・観~寄稿コーナー~
剣道を再開して(奥村 義彦)
剣道の再開は、元々運動が苦手で体のあちこちがぷよぷよし始めたのと、剣道を再開していた親友がカッコ良く見え、50歳を目前に土日がお休みの管理職になったタイミングで、高校卒業以来30数年ぶりに地元の剣道クラブをのぞいたのがきっかけでした。しかし、剣道愛好家の方には悪いのですが、剣道…

2020.05.17
閑・感・観~寄稿コーナー~
いけ花とともに(高橋 乃里子)
お花のお稽古を始めた時に、今の自分を想像しただろうか? たまたま友人と出かけた 美術展でお抹茶を出され、そののみ方がわからなくて「これは、あかん!」と始めたお茶のお 稽古。 その後、お茶にお花はつきものとお花のお稽古もやり始めたが、当時はお茶に対する程 の熱意は持ち合わせてい…

2020.05.05
閑・感・観~寄稿コーナー~
島で暮らす(6)コロナ苦境、漁師の思いをネットで(元田 禎)
新型コロナウイルスの感染拡大は社会の隅々にまで悪影響を及ぼし、先が読めない日々が続いています。「三密」とは縁遠い広島県福山市内海町(田島)ですが、4月、5月に開催される予定だったイベントは軒並み中止となり、閉塞感が漂っていたのは否めません。 4月18日に実施が決まってい…

2020.05.04
閑・感・観~寄稿コーナー~
30年以上前のスクラップやノートを処分(太田 正隆)
今回の感染症の外出自粛を機会に、押入れにしまっておいた30年以上前の古いスクラップやノートを処分しました。「これはどうでもいい記事」「これは苦労した」と選別作業で時間をつぶせます。紙が劣化しており、捨てられない一部は記念品としてスキャナーして残します。 メモ帳は東京出張のとき…

2020.04.29
閑・感・観~寄稿コーナー~
お遍路さんの休憩所57棟目が完成(梶川 伸)
お遍路さんの休憩所をつくる「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会に加わっています。徳島県出身で大阪府吹田市在住の建築家、歌一洋さんとともに、「ヘンロ小屋」と名づけた休憩所を、四国の遍路道沿いに建設しています。 その57棟目として徳島県阿波市土成町吉田字芝生に建設…

2020.04.26
閑・感・観~寄稿コーナー~
中国の書家の書(向井 市郎)
(2019年秋季総会の際のはがきの近況報告欄に「中国の書家の書風で後漢(乙瑛碑、礼器碑)北魏(鄭道昭)唐(欧陽詢、虞世南、褚遂良)等の復習を行っています」と書いてあったので、寄稿をお願いしました) ◆後漢◆ ・紀元前200年ごろ文字の統一が始まったのは、秦の始皇帝の時代です。…

2020.04.18
閑・感・観~寄稿コーナー~
学生文化の危機(玉置 通夫)
私は62歳で毎日新聞社を退職し、以後、大學の講師、非常勤講師を続けています。現在は、立命館大学でスポーツジャーナリズム論、国際ファッション専門職大學で日本語文章論を教えています。自らの学生時代と比べると、キャンパスの雰囲気は変わっていませんが、学生気質のようなものは、変化してい…
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