2022.03.07
閑・感・観~寄稿コーナー~
創刊150年記念寄稿 堂島旧社屋講堂にあったピアノの名器「ベヒシュタイン」(入口 邦孝)
リタイアして30年を超えますが、折に触れ気になることがあります。堂島の本社旧社屋3階の講堂にあったドイツ製の名器「ベヒシュタイン」というグランドピアノのことです。 私が入社して間もない昭和30年(1955年)ごろ、学生時代から音楽にのめっていたこともあり、社内の「毎日合唱団」…
2022.02.26
閑・感・観~寄稿コーナー~
創刊150年記念寄稿 日本初のロボットを作り、日中友好にも貢献――今に生かしたい西村真 琴の思想(梶川 伸)
2002年11月4日の余禄は、大阪在勤の論説委員だった私が担当した。新しく見つかった小惑星の名前に、20もの関西にちなむ名前がついたという内容。経済などで地盤沈下が進む関西を元気づける狙いだった。 名前の中に「学天則(かくてんそく)」があった。西村真琴((1883~1956)…
2022.02.24
閑・感・観~寄稿コーナー~
義父の彫金展が松花堂美術館で2月26日~3月21日(斎藤 清明)
私の住む八幡市の松花堂美術館の早春展として、「花と蝶々と鴨政雄 彫金の世界」展が、2022年2月26日(土)から始まりますので、お知らせいたします。 鴨政雄(1906~2000)は、妻麻里子の父です。 昭和のはじめ、帝展に第4部(美術工芸)が設けられるなど「日本工芸の青春期」…
2022.02.16
閑・感・観~寄稿コーナー~
元校閲部副部長、赤川博敏さん(85)が、歴史探偵、半藤一利さんとの近所づき合いの想い出を綴る=東京毎友会のHPから
「大の男が、テレビ(カメラの前)で泣くなんて、みっともないですよね」。我が家のお向かいの作家で歴 史探偵の半藤一利さんが亡くなって1年になる。 21年1月12日午後、外出先から帰宅すると、商店街の外れ、自宅に曲がる路地の角に救急車が止まってる。もしや? と、思いながら帰ると、…
2021.12.27
閑・感・観~寄稿コーナー~
タウシュベツ川廃線橋(入口 邦孝)
このところ、撮り溜めた写真の整理に専念していますが、特に取り分けて保存している中に4年前の2017年6月に行った、かつて北海道糠平湖に架かっていたタウシュベツ川廃線橋の写真がありました。糠平湖は北海道のド真ん中に近い十勝岳の東側に位置しています。タウシュベツ川廃線橋については昨…
2021.12.14
閑・感・観~寄稿コーナー~
カヤックで10年かけ琵琶湖一周(山根 伸之)
毎友会報2021年春の近況欄で趣味のカヌー(カヤック)について少し触れたところ、何人かからお問い合わせをいただいたので、少し書くことにしました。 始めたのは会社を繰り上げ定年退職時に老後のことを考え、なにか趣味をと思ったこと。嫁からご褒美としてもらった退職金の一部を握りしめ京…
2021.12.03
閑・感・観~寄稿コーナー~
ユーチューブ「ギター教室」へのお誘い(増井 敬冶)
コロナ禍でどこにも行けずに、「ギターでも練習しようか」、私の「70」の手習いの始まりでした。 中学生の頃に「禁じられた遊び」が弾きたくてギターを買ってもらいました、当時はまだDVDもなくLP付きの教則本を通信販売でこれも買ってもらった記憶があります。何とか弾けた、のレベルでし…
2021.11.25
閑・感・観~寄稿コーナー~
老人ホームで〝喫茶室のチーフ〟⁉(中谷 清次)
「いらっしゃーい」「有難うございます」――。私は今、老人ホームの喫茶室でボランティア活動をしています。40年余毎日新聞社で働いていたが、こんな声かけをするのは初めての経験で、いまだに面はゆい思いが消えません。喫茶室は羽曳野の四天王寺悲田院(ひでんいん)の一角で2年前からお手伝い…
2021.11.19
閑・感・観~寄稿コーナー~
地域の平穏な暮らしのためのボランティア団体会長として(山中 博文)
徳島県警本部認定の自主防犯ボランティア団体「公方パトロール隊」(会員45人)と「那賀川北部地域の安全を守る会」(会員43人)の2団体の会長として、「住民の皆さんに平穏な暮らしを」と、会員とともに地道な活動を続けています。 公方パトは。赤色回転灯を取り付けた認定車両7台に分乗し、…
2021.11.16
閑・感・観~寄稿コーナー~
今も生きる「平和の鐘」への思い(松倉 展人)
70年前の1951年10月末。西ベルリン(当時)に立つソ連軍戦勝記念塔の前で、4人の男が記念写真に納まった。左からフレーミング・UP(現UPI)通信ベルリン支局長、警備のソ連兵、毎日新聞の渡辺善一郎・ヨーロッパ移動特派員(いずれも肩書は当時)、愛媛県宇和島市からやってきた中川千…
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