2023.12.27

閑・感・観~寄稿コーナー~

ラグビーシニアチームと私(千原 成記)

 毎友会冊子に1行ほどシニアラグビーを楽しんでいると書いた近況報告に、反応される方がいるとは思えなかった。さすが運営委員の梶川さん!詳しく書いてほしいと丁寧な手紙を戴きました。私のつまらない話が、お役に立つのかな?そんなこんなで登場することになりました。  久しぶりの練習、始まっ…

2023.12.18

閑・感・観~寄稿コーナー~

85歳の手習い(桜井 一郎)

 令和5年4月から、自宅近くの習字教室に通い始めました。“85歳の手習い”です。  サラリーマン家業を卒業してから約20年。碁会所とプール、そしてたまには呑み屋通いの毎日を続けてきましたが、やがて碁会所は閉店。プール通いも週2、3回しか身体がついて来なくなって、最近では外出する機…

2023.12.15

閑・感・観~寄稿コーナー~

四国歩き遍路に挑んで(北村 弘一)

 学生時代から長い間夢見てきた四国八十八カ所の歩き遍路1200キロを今年(2023年)6月に完踏し、いわゆる「結願」を果たしました。2018年12月に1番霊山寺(徳島県鳴門市)から33番雪蹊寺(高知市)までを11日間で歩き、4年半のブランクを挟んで、今年5月23日から6月18日ま…

2023.12.13

閑・感・観~寄稿コーナー~

青函トンネルの思い出(入口 邦孝)

 長年撮り溜めた写真を整理する中で、以前にも2021年12月にこの欄で北海道奥地のタウシュベツ廃線橋を紹介しましたが、今回は33年以上も前のことになる青函トンネルが開通して間もない頃の、今はもう見ることの出来ない写真がありましたので取り上げてみました。  昨年(2022年)、NH…

2023.12.07

閑・感・観~寄稿コーナー~

しぐれてゆくか(高松 道信)

 初冬の一日、福井・永平寺を訪れた。道元禅師によって開かれた座禅道場で、曹洞宗の大本山。学生時代に一泊二日で参禅体験をした事がある。その折は、入浴は終始無言の「無言の行」、食事は最後に椀にさゆを注ぎ入れ洗って飲み干すことなどを体験した。座禅のまね事もした。半世紀後の永平寺も屋根瓦…

2023.12.01

閑・感・観~寄稿コーナー~

戦時に「大毎野鳥の会」を立ち上げた事業部長が再び脚光を浴びる(藤田 修二)

 2023年は、少しオーバーに言えば植物学の牧野富太郎に比肩される民間の鳥類学者、榎本佳樹(1873-1945)生誕150年で、在住した大阪の日本野鳥の会大阪支部が、会報の発行、足跡を残した一部での探鳥会開催といった記念事業のほか、11月19日には大阪市立自然史博物館で納家仁・同…

2023.11.29

閑・感・観~寄稿コーナー~

ランニングクラブの仲間と神戸マラソン、フルマラソン86回目を完走(小泉 健一)

 マラソンシーズンを迎えた。大津支局に勤務していた1995年、滋賀県で開かれた大会に後輩記者と参加し、初のフルマラソンを経験した。以来、コロナ禍で中止となった期間を除き、秋から翌春にかけ挑戦している。2023年11月19日は今季初となる神戸マラソンを走った。   今回は、大阪市の…

2023.11.27

閑・感・観~寄稿コーナー~

乱読御免(北川 達之)

 「古典は知の財産。読まない人は人生を掌握できず、ただ海上を漂うようなもの」.トルストイのそんな言葉にせかされて、ここ1,2年、本の森を逍遥してまして…。特段分野を決めぬ「乱読御免」状態。折しも毎友会事務局から「何か寄稿を」と声掛かり、近刊書の傾向を1、2項書かせていただいた次第…

2023.11.25

閑・感・観~寄稿コーナー~

西宮の竜吐水(衣笠 周司) 

 『西宮の竜吐水』と題した刊行物が、いま私の手元にあります。 西宮市では竜吐水などの伝統的な消防用具を安全遺産と位置づけ、悉皆的に調査してきまし た。これを調べたのは、私も含む市民ボランティアの「西宮歴史調査団」です。拠点となった西 宮市立郷土資料館でその成果をまとめて 2023…

2023.11.23

閑・感・観~寄稿コーナー~

元学芸部・論説室の池田知隆さんが「『半未亡人』たちの涙ー三池炭鉱炭塵爆発から60年」を雑誌「現代の理論」(デジタル版)に=東京毎友会のHPから

 死者458名、一酸化炭素(CO)中毒患者839名。戦後最悪の炭鉱・労災事故といわれる三井三池炭鉱の炭塵爆発事故(1963年11月9日)から60年経った。今年11月10日、大阪で開かれた60年記念集会では音楽劇「黒いかがやきの道ー女たちの144時間座り込み」が初めて上演され、理不…

ページ番号を押すと古い記事が見られます