2022.07.30

先輩後輩

「旧石器発掘ねつ造」のスクープ(2001年) 毎日新聞首都圏センター・渡邊雅春氏(元毎日新聞社)に聞く=日本新聞協会ホームページ「ジャーナリズムの力」から転載

 毎日新聞社は2000年10月22日、「日本最古の遺跡」とされていた上高森(かみたかもり)遺跡(宮城県)で、NPO法人「東北旧石器文化研究所」(2004年1月に解散)の副理事長が発掘現場に石器を埋めている場面をビデオカメラで撮影しました。この映像に基づく取材により上高森など前期旧…

2022.07.22

先輩後輩

新刊紹介 元論説委員長、倉重篤郎さんが『秘録 齋藤次郎 最後の大物官僚と戦後経済史』を上梓=東京毎友会のHPから

 このほど、『秘録 齋藤次郎 最後の大物官僚と戦後経済史』(光文社)を上梓しました。  この国の財政規律というものの異様な劣化に、深い危機感を抱いたためです。国家予算は、60兆円の歳入(税収)しかないのに、100兆円を超える歳出を許し、残り40兆円を借金(国債発行)に頼るような予…

2022.07.14

先輩後輩

新刊紹介 統合デジタル取材センターの國枝すみれさんが新刊「アメリカ 分断の淵をゆく 悩める大国、めげないアメリカ人」=東京毎友会のHPから

 1989年から2020年まで、ロサンゼルスとニューヨークでの特派員生活と2度の留学の間に、アメリカ50州を訪れました。その中で会った忘れられないアメリカ人の物語を10項目、選んで書きました。  温暖化で沈む島に住む先住民の老夫婦、尊厳死する決意をした元記者、会ってみると憎めない…

2022.07.07

先輩後輩

「認知症110番」が30年を迎えます―常務理事を退任した冠木雅夫さんの報告=東京毎友会のHPから

 パレスサイドビル(毎日新聞東京本社ビル)の一角、3階の毎日信用組合の先に「公益財団法人 認知症予防財団」の部屋があるのをご存じでしょうか? 毎日新聞社が創刊120年を記念して設立した団体です。その中心的な事業である無料電話相談「認知症110番」はスタートが1992年7月20日で…

2022.07.05

先輩後輩

新刊紹介 元情報調査部副部長、前坂俊之さんが『人生、晩節に輝く(長寿逆転突破力)』を刊行=東京毎友会のHPから

 日本の全人口の平均年齢は約50歳、「世界一の長寿高齢者社会」です。  今、人生九十、百年時代を目前にして、日本人の過半数を占める五十歳以上の人たちの最大の課題といえば、人生折り返し地点からの後半生のライフスタイルをどうするか、  つまり、定年退職後の六十、七十、八十歳のライフス…

2022.06.28

先輩後輩

岸井成格さんの父・寿郎さんの追悼・遺稿集(小野 喬啓)

 2021年、5月~7月にかけて東京毎友会のホームページで、福島清さん(元毎日新聞労組本部書記長、その後制作局次長)が随筆「岸井成格さんの父・寿郎さん」を①〜⑩回に分けて連載されていた。  内容は30年前(1990年頃の制作局次長時代)に岸井成格さんが福島清さんの職場に来られて「…

2022.06.20

先輩後輩

新刊紹介 カイロ特派員(元モスクワ特派員)、真野森作さんの『ポスト・プーチン論序説 「チェチェン化」するロシア』=東京毎友会のHPから

 ロシアによるウクライナ侵攻が続いている。世界は衝撃を受けているが、プーチン政権はそもそも22年前に戦争の中から誕生した。ほぼ無名だったプーチン氏はエリツィン大統領の下で首相として第2次チェチェン紛争を始め、これを「テロとの戦い」と位置づけた。国民の支持を盛り上げ、2000年の大…

2022.06.09

先輩後輩

新刊紹介 69年入社、元サンデー毎日編集長、近藤勝重さん『聞き出す力』=東京毎友会のHPから

 毎日新聞のHPをググっていたら、元大阪社会部・サンデー毎日編集長の近藤勝重さんの新著『聞き出す力』(幻冬舎刊、1386円)は、大阪本社発行の夕刊(4月9日付)で紹介された。東京本社版には転載されたか、分からない。  再録したい。《新聞記者、雑誌編集者として鳴らしてきた近藤勝重さ…

2022.06.05

先輩後輩

元大阪本社運動部長、北村弘一さんの「大江戸寄席放浪記」=東京毎友会のHPから

 毎日新聞を2018年春に退職し、出版社を経て現在の介護事業所に転職して3年が経とうとしています。月に5回程度ある夜勤との兼ね合いもあって平日の休みが多く、妻を職場に、長男を学校に送り出してからの時間をどう使うかが課題でした。コロナ禍もあって、長らく外出を控えていましたが、202…

2022.05.31

先輩後輩

新刊紹介 元社会部、「サンデー毎日」編集部の山本茂さんが歌集『郷愁Die Nostalgie』=東京毎友会のHPから

 1964年入社山本茂さん(85歳)が俳句集に続いて短歌集『郷愁Die Nostalgie』を出版した。これまでに発行した2つの歌集に新作を加え改訂した。  まず「雨煙別川」(うえんべつがわ)。1997(平成9)年12月に出した。郷里の北海道夕張郡栗山町(旧角田村)に流れる。少年…

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