2022.04.27

先輩後輩

新刊紹介 政治部、学芸部記者だった中澤雄大さんが10年以上の歳月をかけて「狂伝 佐藤泰志-無垢と修羅」を刊行=東京毎友会のHPから

 「中澤雄大氏、渾身の一作」=YAHOO! JAPANニュースから転載    夭折の作家・佐藤泰志の初の本格評伝「狂伝 佐藤泰志-無垢と修羅」(中央公論新社刊)が、(2022年)4月19日に発売される。「戦後生まれ初の芥川賞作家になる」と宣言し、狂おしいほど文学に情熱を傾けながら…

2022.04.26

先輩後輩

新刊紹介 私もかつては「オッサン」だった――論説委員、佐藤千矢子さんが新刊「オッサンの壁」について語る=講談社のオンライン雑誌「現代ビジネス」から転載=東京毎友会のHPから

 春は異動の季節だ。全国紙の政治記者をしている私の周辺でも、知り合いの女性たちから、異動にまつわるさまざまな反応が聞こえてくる。中には「やはり『ガラスの天井』はある。しかも一見、女性を登用するように見せて、重要な仕事は男性にさせるなど、やり方が巧妙だ」という声もある。男性社会の壁…

「危機の新聞 瀬戸際の記者」

2022.04.21

先輩後輩

新刊紹介 「危機の新聞 瀬戸際の記者」の著者、坂夏樹さんって誰?=東京毎友会のHPから

 新聞記者はデジタル化の波の前で、どうすれば本来の新聞記者としての役割を果たせるのか。そんな問題意識を突き付ける一冊。だが、本論に入る前に、ペンネームらしい「坂夏樹」さんが誰なのか、気になりながら読み進めた。  略歴には、「全国紙の元記者。論説委員などを歴任したほか、大阪や京都を…

2022.04.17

先輩後輩

創刊150年記念寄稿 編集制作総センターで「千年紀(ミレニアム)」と「世紀」の変わり目に立ち 会った沢田均さん

 1000年と100年。歴史の区切りの年に立ち会えたのは僥倖(ぎょうこう)だったと思います。1999年と2000年の大みそかに、東京本社4階の編集局でそんな体験をさせてもらいました。前者は「千年紀(ミレニアム)」の、後者は「世紀」の変わり目です。どちらの夜も、編集制作総センター(…

2022.04.16

先輩後輩

新刊紹介 社会部宮内庁記者だった成城大学教授、森暢平さんが新刊『天皇家の恋愛』=東京毎友会のHPから

 25歳で毎日新聞に入社した私は、入社5年目、30歳のとき、宮内庁担当に指名された。大学時代は日本史専攻。前年が戦後50年の1995年だったので、好んで戦争関係の記事を書いていた。「日本史専攻なら宮内庁がいいだろう」と白羽の矢が立った。長年、宮内庁詰めだった故畠山和久さんがちょう…

2022.04.10

先輩後輩

季刊同人誌『人生八聲』が第30巻発行で幕を閉じます=東京毎友会のHPから

 木戸湊・元主筆の発案で毎日新聞OBを中心に発行してきた同人誌『人生八聲』は2022年4月発行の春季号30巻=表紙写真=でフィナーレを迎えました。2015年1月の第1巻以来7半、「東京五輪・パラリンピックまで発行する」という目標を達成し、その後もしばらく発行してきましたが、同人の…

2022.04.01

先輩後輩

創刊150年記念寄稿 琉球新報との記者交流事始 め(菊本 良治)

 2023年9月15日に創刊130年を迎える琉球新報。毎日新聞は1972年の施政権返還前から久しく同社と友好関係にある。90年代の半ば、新報側から「紙面づくり向上のため記者派遣を」と申し入れがあった。毎日側も実情を現地で見つめ、沖縄報道に生かしたいと応え、98年9月に記者交流がス…

2022.03.26

先輩後輩

社会部OBの「個人史聞き取り調査」報告書を早稲田大学が刊行=東京毎友会のHPから

 早稲田大学政経学部・土屋礼子教授の研究室が「ジャーナリスト・メディア関係者個人史聞き取り調査プロジェクト」に取り組み、第9回報告書をまとめた。今回は社会部経験者が対象で、朝日、読売、東京新聞を含め18人が聞き取りに応じて、うち8人が毎日新聞となっている。  取り上げられたのは、…

2022.03.24

先輩後輩

創刊150年記念寄稿 政令市・北九州で部数1位に(田中 健治) 

 読売新聞社が 1964年9月、北九州市小倉に進出した。毎日新聞西部本社も翌年、門司か ら小倉に移転。毎日、朝日、読売3社が小倉に集結することになり、新聞販売競争が始まった。守る毎日、朝日と、攻める読売との攻防は年々激化し、公取委の排除命令など西部管内の乱売は新聞業界で注目の的と…

2022.03.11

先輩後輩

新刊紹介 元モスクワ特派員、飯島一孝さん(73)『外交官になるには』=東京毎友会のHPから

 ぺりかん社の「なるにはBOOKS」シリーズの1冊として『外交官になるには』が出版されました。このシリーズは4冊目ですが、これまでの司法関係とはガラッと変わり、外交官に焦点を当てたハウツー本です。  私は外交官の仕事をしたことはありませんが、毎日新聞時代にモスクワ特派員を6年間や…

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