閑・感・観~寄稿コーナー~
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毎日杯は幸運を運ぶ出世レース(渡会 文化)

2019.04.04

閑・感・観~寄稿コーナー~

 2019年3月23日、阪神競馬場で開催された競馬の「毎日杯」に行ってきました。JRAに毎日新聞社賞を提供している3歳の重賞レースですが、この日が選抜高校野球の開会式と重なったため、本社事業関係者はみな甲子園へ。そこで、ピンチヒッターで表彰式のプレゼンテーターを務めました。

 春とはいえ、寒風も吹く中、レースは13頭によって争われ、逃げた3番人気のランスオブプラーナが、良血馬ウーリリの追撃を振り切って重賞初勝利を飾りました。騎乗した松山弘平騎手は、2年前、アルアインで毎日杯を勝っており、表彰台での「再会」となりました。

 毎日杯は、かつては、あの名馬オグリキャップやテイエムオペラオーが優勝。最近でも、2015年にキズナがダービー、17年のアルアインも皐月賞を勝ち、クラシック制覇を果たしています。昨年の優勝馬ブラストワンピースは、クラシックこそ逃しましたが、暮れの有馬記念を制すなど、縁起のいい出世レースです。毎日新聞社がまさに、幸運をもたらしていることに、ちょっと鼻が高い気分でした。

 普段競馬をやらなくても、ビッグレースには馬券を買う方もいると思います。ランスオブプラーナの名前、覚えておいては損はないかもしれません。

(渡会 文化)