閑・感・観~寄稿コーナー~
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文化センターのHPをのぞいてください、声かけで入会金は無料(蓮見 新也)

2021.09.12

閑・感・観~寄稿コーナー~

 定年退職を経て2021年7月から、毎友会の仲間入りをさせていただきました。1984年8月の中途採用だったので、36年10カ月の在籍でしたが、昨年4月から毎日文化センターに出向し、その後も特別嘱託として勤務しているので、今一つ「区切り」にピンときていません。

 福井支局長から大津支局長に至る間の2年間、キャリアパスのため毎日文化センター広島に出向して館長(2年)を務めていたので、「経験者だから」と、お鉢が回ってきたようです。

 コロナ禍の影響で「文化センター、大丈夫?」と思われている方もいらっしゃると思いますが、昨年に入ってから、受講生が大きく減っているのは隠しようがありません。

 講座の開拓など積極的な仕事なら楽しいのですが、庶務や資金繰り、支出の削減などのやり繰りに追われています。およそ私に適していない役割ですが、今は、藤田修二さん、豊島眞介さん、石井修さん、滝川栄三さんなど、少ないない先輩方が関与していただいた文化センターの生き残りに頭を悩ませています。

 ここに来て改めて知ったのですが、直木賞作家の大島真寿美さんが、当センターの「義太夫」講座に在籍して受賞作を生みだしたクオリティー、歴史・文学文芸・宗教・思想・文化・芸術・趣味・美術・書道・語学・音楽・健康など約300の講座で、「知」を満たせる場があります。OB・OGの方にも受講いただいており、10月からは後期講座がスタートします。「月に1度くらい、梅田の本社ビル内で学んでみようか」と思っていただけたらうれしいです。

 もちろん、教室の感染対策は徹底していますが、「電車の行き来が不安」という方のため、オンライン講座の開拓にも力を入れています。一度、文化センターのホームページ(http://www.maibun.co.jp/wp/)をのぞいてみてください。毎友会会員の方なら、蓮見(hasumi@mmaibun.co.jp)に声がけいただければ入会金は無料にいたします。ご受講をお待ちしています。

          (元代表室、毎日文化センター取締役総務部長兼恋坐部長蓮見 新也)

蓮見新也さん