2024.03.24

先輩後輩

新聞紹介 毎日新聞客員編集委員の科学ジャーナリスト、青野由利さんが『脳を開けても心はなかったー正統派科学者が意識研究に走るわけー』を刊行=東京毎友会のHPから

 記者には2タイプある、と思っていた。自分が書いた記事を真っ先に読み、人にも「ぜひ読んで!」と勧められる人と、手放した原稿を見るのが嫌で、黙っていたいタイプ(ちょっと極端な見方ですが)。  私は一貫して後者で、それは書籍の出版でも変わらない。「とんでもない間違いを書いてしまったの…

2024.03.17

先輩後輩

元科学環境部長、論説委員の元村有希子さん、同志社大学生命医科学部の教授へ=東京毎友会のHPから

 2024年3月3日、ひな祭りの日曜日。TBS「サンデーモーニング」に、元科学環境部長・元村有希子さんが出演していた。  元村さんは、2月28日付「水説」で、「今回を最後に35年間の新聞記者生活を卒業します」と、毎日新聞を退職することを明らかにしていた。  「エッ辞めちゃうの」と…

2024.03.03

先輩後輩

新刊紹介 元デジタル報道センター、日野行介さんが『双葉町 不屈の将 井戸川克隆 原発から沈黙の民を守る』を上梓=東京毎友会のHPから

 日野行介さんは、新著を執筆したいきさつについて、自身のフェイスブックに綴っている。  ――本書は、福島第一原発事故を全身にまとった井戸川克隆という「怪物」の正体を暴こうと何度も挑みかかり、厚い壁にはね返されてきた私の長い苦闘の軌跡でもあります。この毀誉褒貶の激しい怪物は簡単には…

2024.02.22

先輩後輩

新刊紹介 論説委員、元村有希子さんが新刊「科学目線 上から、下から、ナナメから」=東京毎友会のHPから

=日本記者クラブ会報2月号「マイBOOK マイPR」転載 元村 有希子(毎日新聞社論説委員) ▼科学はスゴイって本当?  2019年から23年にかけて毎日新聞に連載したコラム「窓をあけて」と他媒体への寄稿110本余りを収容しました。コロナ禍、東京五輪、気候危機、ウクライナ侵攻など…

2024.01.13

先輩後輩

新刊紹介 元科学環境部長、瀬川至朗さん編著『データが切り拓く新しいジャーナリズム(「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2023)』=東京毎友会のHPから

 本書は、2023年4~6月に開講した「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座の講義録である。  早稲田ジャーナリズム大賞は2000年に創設され、2001年を第1回の募集・選考とし、毎年、「広く社会文化と公共の利益に貢献したジャーナリスト個人の活動」を顕彰している。賞の…

2024.01.12

先輩後輩

新刊紹介 元学芸部長、奥 武則さんが『明治六大巡幸――「報道される天皇」の誕生』=東京毎友会のHPから

 新聞社に33年、大学教師に転じて14年。70歳で定年退職して、今年は喜寿である。大学教師を辞めるとき、「大学教師は辞めますが、研究者を辞めるつもりはありません」と大口(?)を叩いた。以来、今回の本で3冊目になる。研究の「質」はともかく、「有言実行」を続けていることに、「自分で自…

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