2020.08.27
閑・感・観～寄稿コーナー～
２０２０年２月上旬。旅行嫌いの嫁を、なんとか説得し、ツアー会社の「トイレ付
バスで行く優雅な旅、東京～横浜三日間・夫婦限定二人２０万円」へ参加してまいり
ました。
参加者３０名ほどで出発。しばらくして車内昼食「なだ万」弁当が配られ、食べな
がら窓の外を見ると快晴の天気のもと絶景の「富士山」が目の前に現れました。
夕方には横浜に到着、赤レンガ倉庫でお茶休憩の後、夕食場所の「横浜中華街」
へ。本場の中華料理に年配のご夫婦たちは「辛っ！」「血圧上がる」とにぎやかでした。
ホテルはランドマークタワー内で景色がよく、南側は海、北側は富士山が目視でき
ました。
翌日は葛飾・柴又駅前で渥美清のトラさん像がお出迎え、帝釈天参道の鰻屋で昼食を堪能。東京ディズニーランド横の荒木場でヘリコブターに搭乗して東京湾上空を遊覧飛行。
竹芝桟橋からナイトクルーズ船で出航しフランス料理のコースを食し、下船後はリムジンカーでレインボーブリッジや東京タワーへナイトドライブ。盛りだくさんの予定が終わり、ようやく東京帝国ホテルへ到着し、爆睡。
最終日は一人、早く起きて地下鉄を乗り継ぎ、東京新国立競技場を見学してきまし
た（当時はまだ中止が決まっていませんでした）。ツアーは午前中、銀座をぶらぶら
する自由行動で、一組の高齢者夫婦が集合場所に戻ってきませんでした。我々は「銀座九兵衛」という寿司の名店で昼食。食べ終わりの頃に迷子の夫婦が到着し、何とか
セーフ。
生憎、首都高速道路が渋滞で京都駅前へ戻ったのは午後八時半頃でした。地下街の「蕎麦屋」で食べた安いそば定食が一番美味しかったかも。貧乏性に慣れた現実の世界に戻りました。
この後、新型コロナウイルスの大流行がニュースで流れはじめ、びっくりしていま
す。現在は、病状も安定しており囲碁の通信対局や、コンテスト出品用の水彩画を描いたりしております。
（元総合事業局事業部・堂守 輝邦）
