
2022.02.24
閑・感・観~寄稿コーナー~
義父の彫金展が松花堂美術館で2月26日~3月21日(斎藤 清明)
私の住む八幡市の松花堂美術館の早春展として、「花と蝶々と鴨政雄 彫金の世界」展が、2022年2月26日(土)から始まりますので、お知らせいたします。 鴨政雄(1906~2000)は、妻麻里子の父です。 昭和のはじめ、帝展に第4部(美術工芸)が設けられるなど「日本工芸の青春期」…

2022.02.23
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 東京日日新聞の創刊号から(堤 哲)
まずは「東京日日新聞」の創刊号から。 1872(明治5)年2月 21日付である。『毎日新聞百年史』からコピーした。横いっぱいの題字と、左脇の奥付は、濃い茶系統の色刷りである。予めカラー印刷した和紙に、本文を木版で彫って、モノクロ印刷した。 全体の大きさは横1尺5寸(45.5…

2022.02.23
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 150周年以後への期待(下)(今吉 賢一郎)
◇「御用新聞」は誤解、時論に媚びない新聞だった! 【福地の真意】福地源一郎は 1874 年の入社以来、「言論の自由」とどう取り組んだのか?漸進主義で「言論の自由」をこの国に定着させようとした、それは一貫しているのではあるまいか。最後に立憲帝政党で政府側に立ったのはいかにもぶれた…

2022.02.23
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 150周年以後への期待(中)(今吉 賢一郎)
◇新聞が開く新天地 【広大な視野を持つ巨体】『東京日日新聞』第 30 号(1872 年 3 月 22 日)は「品川沖でとれた異形なる魚」についてイラスト付きで報道した。5 日後に「横浜・岸田銀治からの書」を掲載した。「和名はウキへ、奥州でときどきとれる。イギリスではソンヒシ」と…

2022.02.21
ニュース
2030年ビジョンとミッションを掲げて~創刊150年丸山昌宏社長あいさつ
毎日新聞は2022年2月21日、創刊150年を迎えました。現存する日刊紙でもっとも長い歴史を持つ新聞ということになります。 ここまで続けてこられたのは、取材をして記事を書いてきた記者をはじめとして、販売、広告、事業など、新聞を発行し読者に届けることを支えてくれた…

2022.02.19
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 150周年以後への期待(上)(今吉 賢一郎)
◇内ゲバ日本 毎日新聞は、『東京日日新聞』(東京での前身)創刊から 150 周年を迎える。ここで 150年の昔を振り返ったところで、そこには何の意味も無い。後ろ向きになった新聞は、その時点で新聞ではなくなるだろう。ただ創業時の人々の考え方や行動が、今日でもなお参考になるなら目を…

2022.02.16
閑・感・観~寄稿コーナー~
元校閲部副部長、赤川博敏さん(85)が、歴史探偵、半藤一利さんとの近所づき合いの想い出を綴る=東京毎友会のHPから
「大の男が、テレビ(カメラの前)で泣くなんて、みっともないですよね」。我が家のお向かいの作家で歴 史探偵の半藤一利さんが亡くなって1年になる。 21年1月12日午後、外出先から帰宅すると、商店街の外れ、自宅に曲がる路地の角に救急車が止まってる。もしや? と、思いながら帰ると、…

2022.02.16
先輩後輩
新刊紹介 学芸部の栗原俊雄記者が『東京大空襲の戦後史』刊行~新聞ジャーナリズムの役割を果たすために=東京毎友会のHPから
拙著『東京大空襲の戦後史』が2022年2月18日、岩波新書から刊行される。私(栗原)が、毎日新聞のウェブサイトで連載している(現在は休止中)「常夏通信」(https://mainichi.jp/articles/20211201/k00/00m/040/335000c )の一部…

2022.02.16
先輩後輩
冬季五輪カーリングのスキップ、藤澤五月さんの北見北斗高校の先輩は?=東京毎友会のHPから
このテレビ画面は、北京五輪カーリング女子予選リーグROC戦、スキップ藤澤五月選手(30歳)の最終ショットである。2022年2月12日深夜、いや13日未明である。 この試合、日本は10-5で勝利して、予選リーグ3勝1敗とした。 藤澤選手は、午前中に行われたデンマーク戦最終ショ…

2022.02.10
先輩後輩
新刊紹介 整理本部OBの松崎仁紀さん(75)がフットボールをテーマにした『ペーパー・ライオン』を翻訳出版=東京毎友会のHPから
今でこそ隆盛を誇るプロフットボールだが、本書が刊行された1960年代、アメリカの人気プロスポーツは大リーグ野球だった。フットボール選手は、柄がでかいばかりで教養とはかけ離れた〝荒くれ者〟というのが一般のイメージだった。ジョージ・プリンプトンは選手経験が全くないにもかかわらず、こ…
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