2020.02.19

先輩後輩

新刊紹介 元社会部宮内庁担当、森暢平成城大教授の「近代皇室の社会史」=東京毎友会のHPから

 著者の森教授は、1961(昭和39)年埼玉県生まれ。京都大学文学部を卒業して1990年毎日新聞社に入社、社会部で宮内庁、警視庁を担当。98年退社して国際大学大学院。修了後に渡米し、CNN日本語サイト編集長、琉球新報ワシントン駐在記者。2005年、40歳で成城大学へ。文芸学部マス…

2020.02.09

先輩後輩

新刊紹介 青野由利著「ゲノム編集の光と闇」=東京毎友会のHPから

 元TBS記者で、ソ連の宇宙ステーションから実況中継をした秋山豊寛さん(77歳)が、月刊紙「健康と良い友だち」2月号のコラム「終活の合間の読書」で紹介していた。  《ここ数年のニュースの中で私の想像力を最も刺激したのは、人類の遺伝子の中には古代型人類と呼ばれているネアンデルタール…

2020.01.18

先輩後輩

新刊紹介 滑志田隆著「埋もれた波濤」=東京毎友会HPから

 1983(昭和58)年9月1日、旧ソ連領空で起きた大韓航空機撃墜事件。社会部1年生の筆者が取材で得た事実をもとに書き上げた。  その日のデスク番だった先輩記者、原剛早大名誉教授は「これは文学作品ではあるが現代ジャーナリズムの位置に関する真実の記録でもある」という。  出版社のH…

2019.12.30

先輩後輩

新刊紹介 野宮珠里著「新芸とその時代—昭和のクラシックシーンはいかにして生まれたか」=東京毎友会のHPから

 「新芸術家協会」という名前を記憶しているクラシックファンは今、どのくらいいるだろうか。通称「新芸」は、昭和のクラシック業界で一時期頂点に君臨していた音楽事務所である。1955(昭和30)年に西岡芳和が創設、60年代にかけて急成長し、70年代には他の音楽事務所より「頭一つ」抜きん…

2019.12.29

先輩後輩

9階の売店が通常営業終了(鈴江 康二)

 大阪本社9階売店の「タカツル酒店」が、2019年12月27日(金)の通常営業を終えて閉店しました。  私の場合、1992年秋に本社が堂島から西梅田に移転してきた時からのお付き合いで、タバコやビール、クリーニングでお世話になりました。弁当も置いていましたので、食堂でゆっくり食べら…

2019.12.14

先輩後輩

愛の手運動に神谷周孝さんがおもちゃのプレゼント

 神谷周孝さん(元社会部)が2019年12月13日、段ボール2箱分のおもちゃを今年も、家庭養護促進協会大阪事務所に届けました。  協会は養護施設などで生活する家庭に恵まれない子どもたちに、里親や養親を探す活動をしています。毎日新聞は「あなたの愛の手を」という欄を設け、協会とタイア…

2019.12.04

先輩後輩

新刊紹介 毎日新聞科学環境部取材班「誰が科学を殺すのか」=東京毎友会のHPから

 11月24日付毎日新聞「今週の本棚」で紹介された。  ——「平成・失われた30年」をもたらした「科学研究力の失墜」はなぜ起こったのか?「選択と集中」という名の「新自由主義的政策」および「政治による介入」の真実、および疲弊した研究現場の実態、毎日新聞科学環境部が渾身のスクープ! …

2019.11.24

先輩後輩

新刊紹介 奥武則著「黒岩涙香」(ミネルヴァ書房)=東京毎友会HPから

 副題は「断じて利の為には非ざるなり」。  本の紹介にこうある。  ——黒岩涙香(1962~1920)新聞記者、小説家。  明治時代、大衆新聞『萬朝報』を創刊しスキャンダリズムや社会悪の糾弾で部数を伸ばした涙香は、「探偵小説の元祖」としても知られ、『巌窟王』『噫無情』などで人気を…

2019.11.22

先輩後輩

新刊紹介 岸俊光編集委員が内調もの2連発=東京毎友会のHPから

       『核武装と知識人 内閣調査室でつくられた非核政策』(勁草書房)   本の紹介には、日本の核政策はどのように作られたのか? その陰には内閣調査室の知られざる活動と、それに協力した知識人たちの苦悩があった、とある。 日本の核政策の背景にある…

2019.10.11

先輩後輩

新刊紹介 「生類憐れみの令」の真実(仁科邦男著、草思社)=東京毎友会のHPから

 著者の仁科邦男さんは、社会部記者から出版局長、毎日映画社社長などを歴任したが、こうした経歴よりも、いまや「犬」研究の第一人者として知られている。  関係の著書は「犬の伊勢参り」(平凡社新書)、「犬たちの明治維新 ポチの誕生」(草思社)、「犬たちの江戸時代」(同)、「西郷隆盛はな…

ページ番号を押すと古い記事が見られます