2024.01.12

先輩後輩

新刊紹介 元学芸部長、奥 武則さんが『明治六大巡幸――「報道される天皇」の誕生』=東京毎友会のHPから

 新聞社に33年、大学教師に転じて14年。70歳で定年退職して、今年は喜寿である。大学教師を辞めるとき、「大学教師は辞めますが、研究者を辞めるつもりはありません」と大口(?)を叩いた。以来、今回の本で3冊目になる。研究の「質」はともかく、「有言実行」を続けていることに、「自分で自…

2023.12.26

先輩後輩

元外信部、中坪 央暁さんがウクライナ・オデーサ・ルポを徳島新聞に=東京毎友会のHPから

 毎日新聞退社後、「難民を助ける会」(AAR Japan)で活動する中坪 央暁さんのルポ「壊れゆく『世界遺産の街」』が2023年11月22日付徳島新聞一面トップに掲載されました。  中坪 央暁(なかつぼ ひろあき)さんは、AARのホームページなどで、〈ジャーナリスト、毎日新聞ジャ…

2023.12.22

先輩後輩

新刊紹介 元大阪本社編集局長、朝野富三さんが編著『昭和留魂録 戦犯1145名、4356日の処刑誌』=東京毎友会のHPから

 「戦犯」と聞けば、何を今さらと思う人も少なくないことだろう。もうすぐ戦後80年、さんざん語られてきた過去の話ではないのか。  だが、ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナのガザ地区で何の罪もない市民や子どもが次々に死んでいくのを見るにつけ、「戦争犯罪」をどうして止められないのか…

2023.12.05

先輩後輩

「余録」で紹介された大阪本社写真部、国平幸男さんの写真=東京毎友会のHPから

 2023年12月3日毎日新聞朝刊コラム「余録」——。  広島平和記念資料館の本館入り口には、原爆投下から3日後の1945年8月9日に広島市内で撮られた少女の写真が展示されている。当時10歳で被爆した藤井幸子(ゆきこ)さん(42歳で死去)。右手に重いやけどを負い、焼け跡でカメラに…

2023.11.16

先輩後輩

新刊紹介 専門編集委員、会川晴之さん「核の復権 核共有、核拡散、原発ルネッサンス」=日本記者クラブ会報11月号から転載(東京毎友会のHPから)

▼核に揺れる世界を読み解く  「核の復権」と呼べる現象が世界で相次いでいる。  ロシアのプーチン大統領は、核兵器を「脅し道具」に使い、中国は、核ミサイルを収容するサイロを増設するなど核軍拡に走る。台湾有事に備えようと、日本でも核共有を探る動きが出ている。  福島第一原発事故で一時…

2023.11.11

先輩後輩

元京都支局長、毎日映画社社長・磯貝喜兵衛さん、94歳の日々=東京毎友会のHPから

 この写真、鳥越俊太郎さんがFacebookにアップしたものです。「ゆうLUCKペンに原稿を書いてくれない」とメールしたら、「先ほどまで磯貝さんと日本橋でお茶してました。ゆうLUCKペンの原稿の話、出ていました」と返信があった。  2023年11月8日のことで、磯貝さんは来年2月…

2023.10.30

先輩後輩

元大阪社会部の立山良司さんが10月31日、毎日新聞Onlineイベントに出演=東京毎友会のHPから

 中東情勢が緊迫化すると、この人の出番だ。防衛大学校名誉教授、立山良司さん(76歳)。  立山さんは、元大阪本社社会部員である。早大政経卒、71年入社。いきなり社会部街頭班(サツ回り)。私(堤)も東京から転勤して一緒にサツ回りをした。7年下の後輩記者である。77年に退社して、研究…

2023.10.27

先輩後輩

新刊紹介 校閲センターが「校閲至極」「校閲記者も迷う日本語表現」=東京毎友会のHPから

 毎日新聞校閲センターは2023年8月、9月と立て続けに「校閲至極」「校閲記者も迷う日本語表現」という2冊を毎日新聞出版から刊行しました。  いずれも校閲記者たちが書いたものの集成ですが、意外と性質の異なる2冊それぞれの担当者から、紹介させていただきます。  「校閲至極」は「サン…

2023.10.22

先輩後輩

客員編集委員、倉重篤郎さんが「都市登山」の趣味を、日本記者クラブ会報に=東京毎友会のHPから

 人は足から老いる、というが、当方、有難いことに70歳になっても歩くことに苦がない。どころか楽しくてしょうがない。  早朝、近所を散歩する。朝のウオーキングは、空気の清涼さと新鮮な陽光に満ちている。考え事にも最適だ。歩いているうちに何か新しいアイデアや発見があったりする。不思議な…

2023.10.17

先輩後輩

新刊紹介 元広島支局・小山美砂さん「『黒い雨』訴訟」(紹介:宇城 昇)

 原爆の被害がどこまで広がっているのか。「外縁」は分からないのですよ――。広島原爆の取材に関わるようになった20年ほど前、当時の原爆資料館長にそう言われた。そのときから、市街地から遠く離れた山里にまで降った「黒い雨」の被害を意識してきた。  コロナ禍で取材に出かけるのも不自由だっ…

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