2022.02.23
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 東京日日新聞の創刊号から(堤 哲)
まずは「東京日日新聞」の創刊号から。 1872(明治5)年2月 21日付である。『毎日新聞百年史』からコピーした。横いっぱいの題字と、左脇の奥付は、濃い茶系統の色刷りである。予めカラー印刷した和紙に、本文を木版で彫って、モノクロ印刷した。 全体の大きさは横1尺5寸(45.5…
2022.02.23
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 150周年以後への期待(下)(今吉 賢一郎)
◇「御用新聞」は誤解、時論に媚びない新聞だった! 【福地の真意】福地源一郎は 1874 年の入社以来、「言論の自由」とどう取り組んだのか?漸進主義で「言論の自由」をこの国に定着させようとした、それは一貫しているのではあるまいか。最後に立憲帝政党で政府側に立ったのはいかにもぶれた…
2022.02.23
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 150周年以後への期待(中)(今吉 賢一郎)
◇新聞が開く新天地 【広大な視野を持つ巨体】『東京日日新聞』第 30 号(1872 年 3 月 22 日)は「品川沖でとれた異形なる魚」についてイラスト付きで報道した。5 日後に「横浜・岸田銀治からの書」を掲載した。「和名はウキへ、奥州でときどきとれる。イギリスではソンヒシ」と…
2022.02.19
先輩後輩
創刊150年記念寄稿 150周年以後への期待(上)(今吉 賢一郎)
◇内ゲバ日本 毎日新聞は、『東京日日新聞』(東京での前身)創刊から 150 周年を迎える。ここで 150年の昔を振り返ったところで、そこには何の意味も無い。後ろ向きになった新聞は、その時点で新聞ではなくなるだろう。ただ創業時の人々の考え方や行動が、今日でもなお参考になるなら目を…
2022.02.16
先輩後輩
新刊紹介 学芸部の栗原俊雄記者が『東京大空襲の戦後史』刊行~新聞ジャーナリズムの役割を果たすために=東京毎友会のHPから
拙著『東京大空襲の戦後史』が2022年2月18日、岩波新書から刊行される。私(栗原)が、毎日新聞のウェブサイトで連載している(現在は休止中)「常夏通信」(https://mainichi.jp/articles/20211201/k00/00m/040/335000c )の一部…
2022.02.16
先輩後輩
冬季五輪カーリングのスキップ、藤澤五月さんの北見北斗高校の先輩は?=東京毎友会のHPから
このテレビ画面は、北京五輪カーリング女子予選リーグROC戦、スキップ藤澤五月選手(30歳)の最終ショットである。2022年2月12日深夜、いや13日未明である。 この試合、日本は10-5で勝利して、予選リーグ3勝1敗とした。 藤澤選手は、午前中に行われたデンマーク戦最終ショ…
2022.02.10
先輩後輩
新刊紹介 整理本部OBの松崎仁紀さん(75)がフットボールをテーマにした『ペーパー・ライオン』を翻訳出版=東京毎友会のHPから
今でこそ隆盛を誇るプロフットボールだが、本書が刊行された1960年代、アメリカの人気プロスポーツは大リーグ野球だった。フットボール選手は、柄がでかいばかりで教養とはかけ離れた〝荒くれ者〟というのが一般のイメージだった。ジョージ・プリンプトンは選手経験が全くないにもかかわらず、こ…
2022.01.23
先輩後輩
1月26日~31日、大阪市・中崎町のギャラリーで漫画展=香取泰行さんのFBから
◇香取泰行さん(元編集局)のフェイスブックへの投稿から転載します。 今年(2022年)も1月26日(水)から大阪・中崎町のギャラリーであるイラスト展「漫画展」に出品します。前の職場で先輩に誘われて参加するようになりました。 コロナ禍ですが、会場は密にはならないかなと思うので、…
2022.01.14
先輩後輩
元大阪本社運動部長、北村弘一さん(57)の「東京坂道散歩」=東京毎友会のHPから
地方出身の私がこう切り出すのは憚られるのですが、東京は坂の街です。都心のうち、山の手と呼ばれるエリアは、武蔵野から伸びる舌状台地の先端にあたり、台地の間には石神井川、小石川、神田川、目黒川といった谷がある。これだけ小刻みな谷がある土地に、江戸時代以降、世界でも屈指の大都市を築き…
2022.01.13
先輩後輩
新刊紹介 元学芸部長、重里徹也さんが新刊『教養としての芥川賞』(共著)=東京毎友会のHPから
このほど、友人の助川幸逸郎さん(岐阜女子大教授)との共著『教養としての芥川賞』が青弓社から刊行されました。 東京・学芸部で文芸記者をしていた頃、年に2回ある芥川賞・直木賞の発表は重要な取材対象の一つでした。毎回、全ての候補作を読み、事前に選考委員に取材をし、大手出版社の編集者…
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