2025.10.09
先輩後輩
晶文社のHPにある紹介——。
《沖縄戦で県民の4人に1人が命を落とし、「捨て石」とされた島は、今なお在日米軍基地の約7割を抱える。戦後も続く「占領」の現実。その只中から、沖縄は日本の安全保障の根幹を問い続けてきた。毎日新聞社を退職後、沖縄に移り住み、末期がんと診断されながら取材を重ねたジャーナリスト・藤原健。残された時間で彼が伝えたかったことは——。戦争証言のうめきと、沖縄の「いま」を浮かび上がらせる、魂の記録》
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《「戦後60年」の頃、担当交番(東京本社編集局次長)だった藤原健さんの平和への熱い思いに圧倒されたことをよく覚えています》
このHP随筆集で特集した「戦後80年に想う」の第1回で小川一さん(81年入社、元取締役編集編成担当)が書いている。
著者・藤原健さんは、1950年岡山県生まれ。早大政経学部卒、74年入社。大阪本社社会部長、東京本社編集局次長、大阪本社編集局長、スポーツニッポン常務取締役などを経て2016年、66歳の時、妻の古里・沖縄に移住、沖縄大学大学院入学、その修士論文をもとに18年、『魂(マブイ)の新聞』を出版した。現在、琉球新報、毎日新聞各客員編集委員。
『魂(マブイ)の新聞』https://www.maiyukai.com/book/20190416
『終わりなき<いくさ> 沖縄戦を心に刻む』https://www.maiyukai.com/book/20200706
いずれもこのHP新刊紹介に掲載した。
(堤 哲)
=東京毎友会のホームページから2025年10月7日
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