2023.10.30
先輩後輩
中東情勢が緊迫化すると、この人の出番だ。防衛大学校名誉教授、立山良司さん(76歳)。
立山さんは、元大阪本社社会部員である。早大政経卒、71年入社。いきなり社会部街頭班(サツ回り)。私(堤)も東京から転勤して一緒にサツ回りをした。7年下の後輩記者である。77年に退社して、研究者の道を進む。
中東調査会研究員→在イスラエル日本大使館専門調査員→国連パレスチナ救済事業機関(UNRWA)職員→中東経済研究所研究主幹→97年防大教授。2013年定年退官。
大治朋子さんの「火論」9月19日「中東和平合意からの30年」で、立山さんが現在の状況を事実上の「1国家2民族」と呼び、「イスラエルにはユダヤ人とパレスチナ人がそれぞれ約730万人いる。それでもイスラエルはユダヤ人国家であろうとしている。イスラエル自身が内部に、解決できないパレスチナ問題を抱えてしまっている」と語っている、と紹介された。
久しぶりに連絡を取ってみた。「31日、毎日新聞のイベントで大治さんとご一緒します」とレスポンスがあった。
https://mainichi.jp/articles/20231019/hrc/00m/030/001000d
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(堤 哲)
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