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新刊紹介 大阪本社保存の写真『占領下の大阪・関西』を読売新聞が紹介=東京毎友会のHPから

2022.09.28

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 毎日新聞大阪本社に保存されている占領下の写真を使った『写真図説 占領下の大坂・関西』(創元社刊)が、2022年9月25日付け読売新聞で紹介された。《「蔵出し400点」とある通り貴重な写真が集められた》とある。

 同書からセンバツ関連を2枚。

 写真説明に「第19回選抜野球の決勝戦を観戦する進駐軍兵士」(1947年4月7日撮影)とある。

 センバツが6年ぶりに復活、優勝戦は徳島商が小倉中学を降した。写真上は「駐留軍専用席」で観戦するGIである。

 これは翌第20回大会。センバツ開幕の1948(昭和23)年4月1日は「6・3・3」制が始まり、新制高校が発足した、と大会史にある。しかし、学校名の呼称は「旧制中学」のままで通し「ファンを喜ばせた」ともある。

 写真下は「米軍ムリンズ少将からサインボールを贈られる選手」とあるが、胸のマークから大分中学の梅津昭投手か。同少将は、スタンドからボールを投げ入れるアメリカ式の始球式を行った。

                        (堤  哲)

=東京毎友会のホームページから2022年9月26日

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