2025.04.01
閑・感・観~寄稿コーナー~
競馬の第72回毎日杯(GⅢ)が3月29日、阪神競馬場芝1800メートルで行われ、2番人気のファンダム(牡)が最後方から直線一気に差し切り、デビュー3連勝で重賞初制覇を飾った。鞍上のベテラン北村宏司騎手は毎日杯初優勝、2021年開業の辻哲英調教師はうれしい重賞初勝利。表彰式で亀井正明・大阪本社代表から毎日杯を授与された。
好天に恵まれたが、風がやや強く、花冷えの阪神競馬場。レースは1頭取り消した9頭立てで行われ、良馬場のコンディションの中、ゆったりとしたペースで進んだ。最後方近くにおかれたファンダムは、万事休すかに思われたが、最後の直線、外に出すと一気に加速し、前の馬をごぼう抜き。勝ちタイムは1分45秒9だが、上がりが32秒5という競馬場もどよめく衝撃的な勝ちっぷりだった。
毎日杯は、ここをステップにダービーを制するなど、数多くのG1馬を輩出してきた出世レース。奇しくも父サートゥルナーリアは、同じデビュー3連勝から皐月賞を制している。ファンダムが今後、どのレースに進むのか未定だが、俄然注目を集めていることは間違いなく、毎日杯から久しぶりにクラシックホースが誕生するのでは、と期待がふくらんでいる。
(毎友会会長 渡会文化 写真撮影は本社総務部・野上哲さん)