2021.09.27
閑・感・観~寄稿コーナー~
毎友会の事務局から手紙を頂きました。HPの寄稿について、ゴルフライフなどいかがでしょうか、というテーマを頂きましたので「健康観とゴルフライフ」で一筆とってみました。
人生の最終章を迎え、いま、真っただ中の私達の願望は何か?と問い詰められると健康ではないでしょうか。健康体は親から貰った生まれながらの天性の頑強な身体か、もしくは、一日、一歩二歩の少しばかりの努力を継続して積み重ねていかないと、健康体は得られないと思います。そのために、人それぞれが自分に合った趣味や学習を見つけ余暇を有意義に過ごすことが健康を維持出来る一つの方法でしょう。
私はいろんな趣味のなかで、囲碁(一級)や健康吹き矢(県認定二段)など全てはコロナの影響で自粛していますが、ゴルフ場はオープンしています。そして、ゴルフが長年にわたり継続できる理由としては、ゴルフのプレー環境が全て整っているからです。
1)ゴルフ場へのアクセスは、自宅から車で15分以内に2か所のリゾートゴルフ場(その内の1ヶ所は、私の居住地の千葉県夷隅郡御宿町内に ある)と、30分前後の所には多くゴルフ場が点在しています。そして、都心からのアクセスが2時間と少し遠方のためかプレー費が安価であることです。
2)居住地域は定年後に多くのゴルフ愛好家が転入して来ます。そのためか、自宅の窓から眺めると5人のゴルフ仲間が見え、庭でクラブの素振りしている姿が見て取ることが出来る仲間がいます。また、コース内をカートに乗って走り回れるリゾートゴルフ場があり、高齢者にとっては助かります。
3)一つの同好会には20名~45名くらいで、週の月曜日と金曜日に集中して(例えば1金会・2月会・4月会・4金会 等々)6ヶ所の同好会があり、全て重複会員で構成しています。その中で私は、3か所の同好会に所属し、月3回のコンペに参加しています。同好会には最高齢は89歳を筆頭に、85・83など80歳以上は5名おられて、私は、誕生日がくれば79歳ですが、もう少し元気で楽しみたいと思っています。
また、女性の参加は3割程度で、その中に夫婦の参加は8組ぐらいです。女性の参加は会を盛り上げてくれるので、いつも明るく笑い声が絶えません。(男性だけの同好会もある)蛇足ですが家内もゴルフの愛好家でしたが、ぬれ縁から転倒し肩を骨折して、リハビリを兼ねてスイミングスクールに通う、水泳の愛好家になりました。
4)各同好会には幹事さんがおられ、参加者が多いので世話人は大変な作業ですが、幸いに連絡はすべてネットで行っているので、運営は比較的にスムーズに流れていてトラブルの発生は全くありません。
5)夏場のゴルフ場は関西とは違い、太平洋が一望できる立地で南東側の海風が吹きこむことが多く、最高気温は30℃前後で比較的に暑さが抑えられていて日陰に入ると涼しい。逆に冬場のゴルフ場は関西より3~5℃暖かく、真冬でも雪も降らず、氷も張らず、底冷えがしないので、気候としてのゴルフ環境は最良だと思います。
6)最近1年間のスコアは、ベストがグロス95、ワーストは106ですが、スコアよりもラウンドで汗を流す事により達成感や爽快感が得られ、夕食のビールが美味しく頂けます。
以上、1)~6)のゴルフのプレー環境が整っている中で、元気な素敵な仲間に囲まれてゴルフライフを楽しんでいます。健康観として一つを加えるとしたら、私の居住地域の特殊性として、カツオの水揚げ量が日本一と言われている勝浦漁港(千葉県勝浦市)や中小の漁港が近くにあり、新鮮な魚が安価、また、国道沿いの道の駅では朝採れの新鮮な野菜が豊富に手に入るので、食育として健康を維持し易い環境であるかもしれません。
最後になりましたが、ゴルフなどの趣味や学習を通して健康を維持することは、長生きの手段では決してないと、私は思っています。すなわち、人はみんな平等に生老病死の原則で年齢の順番でなく、天命・天寿を全うして天国に召されます。ただ一つだけ、人生の最終章で気付くのは遅いでしょうが、認知症と骨粗しょう症には気を付けたいですね。何故か、それはボケないで元気で歩くためですね。
いつものフレーズですが、長生きはしたくないが、しかし、生ある限り、元気に老いぼれて枯れていきたいと思っています。
(元画像部・川住 人也)