閑・感・観~寄稿コーナー~
SALON

オーバルホールで職域接種(井上 朗)

2021.09.01

閑・感・観~寄稿コーナー~

 毎日ビルディングで管理・運営するオーバルホール(毎日新聞ビル地下1階)で2021年8月30日、大阪本社社員と関係会社従業員を対象にした新型コロナウイルスワクチンの職域接種があり、この日だけで予約した20歳代~60歳代の150人がモデルナ製ワクチンの接種を受けました。

 新年互例会などでは、缶ビール、おつまみで歓談していたあの客席フロアですが、この日は問診、接種レーンと副反応の経過をみる座席ゾーンに仕切られ、午後4時から約2時間かけて、順番待ちの行列があったものの順調に終えました。

 ビル2棟の管理人役としましては、早い時期から共用部の消毒実施をはじめ、抗菌効果5年とされます光触媒をエレベーターボタンやエスカレーター手すり、主要ドアノブにコーティング▽屋内喫煙ルームを閉じ、高速高架下臨時喫煙エリアを確保▽ホール・会議室では座席数を定員の半数にするなど大阪府の指針以外に、空きのあるより広い部屋を使ってもらい、見えない敵とたたかってきましたが、対策にはきりがありません。催事の予約も入っては流れの繰り返し、2年前の実績には程遠い状況です。

 再開が待ち望まれる毎友会大宴会ですが、総会後の懇親会場でおなじみのホテル宴会場も感染対策を凝らして営業を始めた途端に、緊急事態宣言で再度休業を余儀なくされています。オーバルホールも過去、OBのお別れの会をはじめ全フロアをつかってケータリングの料理を味わいながら飲むスタイルでは経験豊富で、安上がりです。料理があつあつでないのをご辛抱いただければ、テーブル上にパーティションを立てて、レイアウトはフリーにお使いいただけます。4階会議室で総会→オーバルホールで懇親会 “ふるさと”毎日新聞ビルでの毎友会総会はいかがでしょうか。

               (元代表室・毎日ビルディング大阪支社長、井上 朗)

職域接種が進むオーバルホール
職域接種のため受付する社員ら