閑・感・観~寄稿コーナー~
SALON

「書かざる記者」変じて…(大橋 建一)

2019.05.17

閑・感・観~寄稿コーナー~

 1971年入社の大橋建一です。大阪の毎友会総会にはこのところ毎回、和歌山からノコノコ出かけています。1985年に東京整理本部に移るまで大阪整理部にいました。現在の毎友会会長・渡会文化さんは整理時代の優秀な後輩でした。

 私は2002年に東京の制作技術局次長・工程センター室長を最後に退社、ふるさと和歌山に帰って和歌山市長を3期12年務めました。新聞記者生活の26年の大半、22年余りを整理部門で過ごした「書かざる記者」だったせいか、新聞社をやめてから「書きたい」という気持ちが強くなり、市長になってすぐブログをはじめました。在任中はほぼ毎週、退任後も10日に1回書き続けています。

 ブログのタイトルは惰学記と余談独談の2本立てで、惰学記は09年7月以後、楽曲の話を書き続けていて、今までに210曲以上について、思い出話や関連するエピソードなどを書き綴ってきました。うち100曲余分は市長時代に「元記者市長の百歌自典」と題した本になっています。

 余談独談の方は、身辺で起きたことや時事ネタ、日ごろ思っていることなど思いついたことを書いているものです。2004年3月から書き続けて、これまでに計333回書いたことになります。2018年11月1日にUPした「ニッポン無責任時代」のように、かなり思い切ったことを書くこともあります。ただ、昔から「失言癖」があり、書く内容によっては「炎上」の恐れがあるので、細心の注意を払いながら書いています。読んで下さる方の中には何となく物足りなく、歯がゆい思いをされることもあるかもしれませんが、「行間」を読み取っていただければと思います。

 なお、「大橋建一ブログ」は、ライブドアブログhttp://blog.livedoor.jp/ken_ohashi/  から読んでいただけます。目を通していただき、ご意見を送ってくだされば幸いです。(大橋 建一)

4月16日に急死した愛犬「いちご」と私=2018年正月に撮影(2019年5月10日の余談独談「いちごちゃん」をご参照ください)