2019年春季総会
REPORT

2019年(令和元年)春季総会報告

2019.05.31

2019年春季総会

 大阪毎友会の2019年秋季総会が5月27日、大阪・梅田の新阪急ホテル2階「花の間」で開かれました。出席は計120人でした。この中には来賓の齊藤善也・大阪本社代表、松田秀敏・代表室長ら12人の会社幹部も含まれています。

 総会は長寿会員へのお祝い金贈呈から始まりました。今回の対象者は米寿(1931年1~6月生まれ)が10人、喜寿(1942年1月~6月生まれ)が27人。このうち出席した米寿の黒崎順理さん、喜寿の野村賢征さん▽荒川猛彦さん▽森義昭さん▽森岡孝さん▽古里勝伸さん▽中堂祐保さんにお祝いの品が贈られ、社旗の前で記念撮影をしました。

続いて川瀬辰男・運営委員が会務報告。5月1日現在、会員数は977人、うち女性会員は35人、平均年齢は75.45歳と、会の現状の数字を示しました。

毎友会の会則では、会長、運営委員の任期は1年です。このため、渡会文化会長の再任と

運営委員21人の留任を、拍手で承認しました。

 また、会則の一部変更を決めました。第5条「会員資格」について、(イ)で「毎日新聞に15年以上勤務し、大阪本社で定年、名誉職員扱いをうけ、6カ月以内に入会の手続きを行ったもの」となっているのを、「毎日新聞社に15年以上勤務し、大阪本社で定年、名誉職員扱いをうけ、入会の手続きを行ったもの」と変えました。

 毎日新聞の購読料の本社補助がカットされて1カ月1500円となり、補助の対象者が毎友会の会員に限られることになりました。このため、定年後6カ月を過ぎての入会希望者が多くいて、その救済のために規約を改正しました。

 このような背景から、新しい会員として紹介された人は計30人と多くを数えました。2018年10月1日から2019年3月31日までの通常の新入会員が10人、規約改正による新会員は20人でした。

 一方、2018年10月から2019年3月31日までに、亡くなった物故会員は22人。それぞれの経歴とエピソードなどが紹介され、参加者全員がご冥福を祈って黙とうを捧げました。

 会計報告もありました。2018年度の会計収支は238万2905円。総会収支は144万2000円で、10万3900円の赤字でした。資産は2052万9693円。これらも拍手で承認しました。

 総会の締めくくりは渡会会長と齊藤代表のあいさつでした。渡会会長はまず新聞購読料の補助金カットに関して、「後輩が血のにじむような努力をしているので、会社からの補助金削減の提案をのむことになった」と経過を説明し、了解を求めました。

 あいさつの中心は、新しくなったホームページ(HP)のことでした。HPを「会員みんなで作る」とし、①会員自らが編集するため、HP編集委員会を作った②みなさんから寄せられた情報、原稿で成り立つ、と説明しました。そのうえで、「会員の井戸端会議の場にしたいので、どんどん寄稿してほしい」と要請しました。

 齊藤代表は新聞離れや広告収入の減少など、新聞を取り巻く厳しい状況に触れました。「新聞愛読者の期待を弱らせることなく、デジタルにシフトしていく」と本社の方針を説明。取材網の見直し、「ワーク&ライフ」のバランスなど、構造改革と意識改革を進めることを述べ、「正念場なので。バックアップをお願いしたい」と協力を呼びかけました。

 懇親会はホテル内のレストラン「オリンピア」で。松田室長が「引き続き読者のために社会的使命を推し進める」と、本社としての決意を表明して、参加者みんなで乾杯。出席者は料理とお酒を口に運びながら、元同僚らと楽しい時間を過ごしました。

米寿で出席した黒崎順理さん(左)
お祝いの品を受け取る喜寿の会員

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