2019.11.05
2019年秋季総会
◆総会・懇親会に128人が参加
毎友会の2019年秋季総会が10月31日、大阪市の新阪急ホテルで開かれました。総会・懇親会と進み、来賓の小笠原敦子・大阪本社副代表や本社幹部12人を含め、計128人が出席する盛況でした。
総会は長寿会員の紹介で始まりました。90歳以上の会員は無料招待で、今回は94歳の今道博さんと芳賀唯一さんをはじめ、安藤喜代子さん、山本昭夫さん、広瀬幸正さん、梅田寿美雄さん、堀部順三さん、松崎徳重さんの計8人が元気な姿を見せました。
記念の年を迎えた長寿会員へは記念品が贈呈されました。米寿の対象者は7人で、このうち高橋實さん、松井久さん、日根恒夫さん、長岡民男さんの4人が出席。喜寿の対象者は15人で、出席者は水野弘敏さん、岡田泰宏さん、名倉功さん、重本芳男さん、鶴田隆志さん、葛原絋喜さんの7人でした。みなさんは渡会文化会長から記念品を受け取り、社旗の前で記念写真に収まり、お祝いの拍手に包まれました。
会務報告は川瀬辰男運営委員が行いました。現在の会員は992人です。そのうち女性は37人。平均年齢は74.76歳となりました。4月からの新会員は29人にのぼります。このうち3人が、総会・懇親会にデビューしました。
一方、亡くなった方は19人。川瀬委員が1人ひとりの略歴やエピソード紹介し、出席者はありし日の姿をしのびながら、黙とうを捧げました。
報告の中では、運営委員への交通費支給について提案がありました。運営委員会は通常、7月、12月、3月に会議を開いています。運営委員が会議に出席する際に、交通費の実費を支給することとし、毎友会の規則を変更するもので、総会で採決して決まりました。
◆新入会員は29人
渡会会長のあいさつは、会員が29人も増えたことが導入でした。「これまでは10人くらいで、毎友会としては喜ばしい」としながらも、本社の政策、早期優遇退職制度が背景にあることに触れ、「複雑な思い」と語りました。また、自然災害に留まらず、京都アニメーションの放火事件、教師が教師をいじめた問題など、想像を絶する出来事が続いていることに触れ、「難しい状況中で奮闘して取材している後輩にエールを送りたい」と続けました。
またOBである会員に関しても触れ、「総会の出欠はがきに書かれた近況や、ホームページ(HP)を読むと、ライフワークに打ち込んでいる人、地域に根ざした活動をしている人、趣味に生きる人など多彩で、みなさんから元気をもらえる」と、会員にもエールを送りました。そのうえで、HPで提携している毎日文化センターに言及し、「会員には特典もあるので、文化センターを活用してほしい」と呼びかけました。
◆新聞協会賞の写真はへりが飛べる時を見逃さず
本社からは小笠原副代表が演壇に立ちました。最初は明るい話題として、4年連続31回目の新聞協会賞受賞を取り上げました。受賞者は大阪写真部の記者で、2018年の台風21号で冠水した関西空港の写真が賞の対象でした。「夕方にヘリコプターが飛べる状況を見逃さず、日没間際に夕日が水面を照らした瞬間をとらえた」と明かしました。
一方で、早期優遇退職制度にも言及し、「50歳以上が4割を超える組織を変え、若い世代を投入して、活力ある組織にしたい」と説明しました。さらに9月から夕刊が変わったことに話題を移し、「ゆっくり読んでもらえる1面にしたが、ニュースを軽視しているものではない」と理解を求めました。最後は渡会会長の話を受け、大阪本社代表が文化センターの社長を兼ねることになったことから、「ぜひ文化センターの会員になってほしい」と、パンフレットを手にしての勧誘でした。
総会の後は、地下のレストラン「オリンピア」で懇親会。鳴神大平代表室長が乾杯の音頭をとり、ブッフェ形式の料理を食べながら、歓談しました。出席者が多かったので、いつも以上のにぎやかさでした。
【2020年春季総会】2020年5月25日午後1時から、大阪市・梅田、新阪急ホテル・星月の間
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