2018年秋季総会
REPORT

2018年(平成30年)秋季総会報告

2018.10.05

2018年秋季総会

 大阪毎友会の2018年秋季総会が10月24日、大阪・梅田の新阪急ホテル2階「花の間」で開かれました。出席は計124人と盛会でした。
総会は最初に、齊藤善也・大阪本社代表と小笠原敦子・大阪本社副代表の来賓、それに松田秀敏・代表室長ら12人の会社幹部を紹介。続いて川瀬辰男・運営委員が会務報告をしました。恒例になっている会の現状について、会員数は979人、うち女性会員は37人で、平均年齢は75.06歳と数字を示しました。
 運営委員の交代も報告。9月19日の運営委員会で、新谷建造さんが退任し、後任に瓶割安良さん(印刷発送部)が内定した経過を説明し、拍手でこれを承認しました。また会の事務局を務めた小幡健さんが退任し、田戸宣雄さんが後を継ぐことも報告しました。
春季総会以降に亡くなったり亡くなったことが分かったりした会員は14人。それぞれの略歴とエピソードの紹介のあと、全員が黙とうをし、冥福を祈りました。
 新会員は9人。また退職時に入会手続きが取れていないかった1人の入会も、拍手で承認しました。また、総会に招く長寿者が出席しやすいように、付き添いの人も招待することが決まったことを告げ、できるだけたくさんの長寿者が元気な顔を見せてもらえるように呼びかけました。
会務報告に続いて、渡会文化会長があいさつに立ちました。今年は台風や豪雨、地震といった自然災害が相次いだことに触れ、「『これまでに経験したことのない』というフレーズをよく聞きました。しかし、異常気象が異常でなくなるような、そんな危ない、やっかいな時代になっていいます。そんな時代だからこそ、毎日新聞への期待は大きく、現役諸君の奮闘を願います」と、現役世代へエールを送りました。

      写真説明:(新しいホームページのイメージを説明する渡会文化毎友会会長)
 
 あいさつの中心は、ホームページ(HP)の作り直しについてでした。現在のHPは長い歴史あるため、入力などの操作が古い方式で難しく、それを簡単な操作方法に変えるため、運営委員会の中をHPリニューアル小委員会を設け、渡会会長も入って検討を重ねています。渡会会長は小委員会での検討を踏まえ、「新しいニュースをビビッドに入れられるようにし、会員同士の交流の場になるようなHPにしたい」と趣旨を述べ、「専門グループを持つ高速オフセットに新しいHP構築を発注しました。ちょっとお金はかかりますが、安い値段でお願いしています」と報告しました。
新しいHPについては具体的に説明。トップページ(TP)には写真を何枚か組み合わせて見栄えをよくし、新しいニュースはいくつかをピックアップしてTPにも掲載。大きなボタン(アイコン)を作って、会の活動、会員の動きや寄稿文、会社からのお知らせといった情報に入っていけるようにします。個人情報にかかわるような記事については、パスワードを決めて読めるようにする考えも披露しました。そのうえで、「1人でもたくさんの人にアクセスしてもらえるようなHPを目指します」と語りました。
次いで、長寿者への記念品の贈呈。今回は米寿の該当会員が11人、喜寿は20人。このうち、出席した米寿の笹井常三さん、新谷惣基智さん、黒川孝吉さん、喜寿の藤田修二さん、森田邦征さん、西村健一さん、藤田昭彦さん、山野壽彦さんには、渡会会長から直接記念品が手渡され、記念撮影にも収まりました。欠席の会員には郵送されます。
          写真説明:(来賓あいさつをする齊藤善也大阪本社代)
 
 総会の最後は、齊藤代表のあいさつでした。渡会会長の「これまでに経験したことのない」の言葉を受け、「新聞業界も同様で、新聞を読まない人が増えていいます。逆風どころか、台風の中」と現状に触れました。そのうえで、「デジタル化が進む中で、にせ情報やヘイトスピーチが問題になっています。公平で公正な新聞の役割が大きくなっています。新聞は大事な局面を迎えていているので、若い人に読んでもらうよう、新しいHPでも支援をお願いしたい」と締めくくりました。
総会の後は、会場をホテル地下のバイキングレストラン「オリンピア」で懇親会。乾杯の音頭は小笠原副代表でした。「毎友会にデビューさせてもらいました」の言葉で始まりましたが、これは齊藤代表があいさつの中で、「副代表は初めての女性ですが、これまで毎友会には出る機会がなかったそうで、ごひいきのほどを」と触れたのを受けたものでした。「現役は毎日のブランドを誇りに思い頑張っているので、温かく見守ってほしい」と語り、みんなで乾杯をしました。
参加者は会員も現役も入り交じり、約2時間にわたって歓談してお開きになりました。
                             【大阪毎友会 ・ 梶川 伸】