2012年春季総会
REPORT

2012年(平成24年)春季総会報告

2012.05.04

2012年春季総会

2012年(平成24年)春季総会報告の前に
 大阪毎友会の平成24年春季総会は5月21日、大阪市北区の新阪急ホテルで開かれた。創刊140年記念でDVD上映や記念誌の配布もあり、会員、大阪本社幹部ら約170人が参加して盛り上った。
総会に先立って会場で開かれた「ありがとう堂島ー大阪毎日・堂島70年の軌跡」のDVD上映会。20年前、大阪本社が堂島から西梅田に移転した際に制作されたもので、明治の創刊時から現代までを世相や社会情勢を交えながら大阪毎日の歩みを振り返る貴重なフィルム。栄光の「大毎」を育んだ母なる堂島本社、日本で最初の週刊誌「サンデー毎日」や英文毎日・点字毎日の発刊、センバツの開催、本社航空機「ニッポン号」の世界一周成功の偉業や先輩たちの回顧談など毎日の業績が詰まった内容で、会員たちは伝統を再確認し、思い出にひたった」
(総会のあいさつをする迫田太毎友会会長)
   
小池寿美男委員の司会で始まった総会ではまず菊本康久委員が会務報告。昨年10月から今年3月末までに亡くなった15人について、故人の在社時代のエピソードを交えながらその功績と人柄を紹介、黙とうして冥福を祈った。また迫田太会長と運営委員20人の選任、尾本直道委員の会計報告にそれぞれ同意。新たに6人が入会して会員総数は1083人、平均年齢は73.38歳となった。
迫田会長は「創刊140年の記念に毎友会として『ありがとう堂島』のDVD、『紙面でたどる確かな歩み毎日新聞』の記念誌を頒布した。今後とも社業を支援していくとともにお互いに健康を」とあいさつした。
次期役員人事で東京本社代表に異動が内定したい伊藤芳明・大阪本社代表が「大阪には新人時代から大変お世話になり、大毎精神を教えられ、育ててもらった。社は営業利益・経常利益とも黒字で紙面改革も順調に進んでいる。新聞と両立してニュースに親しんでもらうことをコンセプトにした新たな電子媒体を準備している」と述べ、後任の大阪本社代表に内定した河野俊史取締役編集担当を紹介した。出張先のタイペイから空路駆けつけた河野次期代表は「社会に影響を与える新聞づくりを心がけたい。大阪勤務は初めてだが、よろしく」とあいさつした。
総会には93歳になる坂谷正勝さんなど90歳以上の長寿者3人も出席され、総会後の懇親会もあちこちで「元気だったか」と声も弾む例年を上回るにぎやかさ。バイキング料理をたべながら杯を重ね、なごやかに旧交を温め合った。
                                             (大阪毎友会・野村賢征)        
(平成24年春季総会会務報告を聞き入る会員のみなさん)

 

 

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