2011年(平成23年)春季総会報告
2011.05.04
2011年春季総会
大阪毎友会の平成23年春季総会が5月27日、大阪市北区の新阪急ホテルで開かれた。
来賓には朝比奈豊代表取締役社長、観堂義憲副社長東京本社代表、伊藤芳明常務取締役大阪本社代表、園崎大阪本社副代表と本社の幹部13名、92歳の坂谷正勝さんを含め会員135人が出席した。
小池寿 美男委員の司会で総会はスタート。菊本康久委員の会務報告で昨年10月から
今年3月末までに亡くなった会員17人のエピソードが紹介され、全員で黙とうをささげた。
また、同じ期間に18人が入会し、会員数は1,102人となった。迫田太会長をはじめとする
運営委員20人の再・新任と会計報告を拍手で承認した。
迫田会長は東日本大震災に触れ「16年前の阪神大震災を思い出し、胸が痛む」とする一方、当時、東京毎友会から支援金を送っていただいた事実を踏まえ、「関係者の被災状況をつぶさに調べてもらい、適切に対応したい」と話した。
続いて挨拶した朝比奈社長は、震災で何もかもが自粛ムードに流され、センバツの中止を求める電話が相次ぐ中で、開催を決断。開会式での「生かされた命に感謝し」の選手宣誓で、抗議の電話がピタっとやんだことを紹介する一方、「震災では東京本社に対策本部をすぐさま立ち上げ、オール毎日の総力を上げて頑張っている。厳しい状況だが、来年の創刊140周年をしっかりした形で迎えたい」と話した。
また、退任が内定している観堂義憲副社長・東京本社代表が「お別れの挨拶にきた」と前置きし「41年の毎日生活だったが、ふるさとは大阪。なつかしい、楽しい時代だった」と振り返った。
最後に伊藤芳明大阪本社代表が、関西大が所有する故本山彦一社長が収集した本山コレクションが、国の有形文化財の指定を受けたことを紹介するとともに「センバツはうまくいった。やるときめたあとの大阪のまとまりのすごさを感じた」挨拶、総会を終えた。
総会には92歳の坂谷正勝さんも元気な姿を見せ、園﨑明夫大阪本社副代表の乾杯で始まった懇親会ではバイキング料理で杯をかわしながら尽きぬ話の花を咲かせ、10月27日と決まった秋季総会での再会を約した。
(大阪毎友会・長谷川信正)