2016.10.25
2016年秋季総会
大阪毎友会の秋季総会が2016年10月31日、大阪梅田の新阪急ホテルに会員や丸山昌宏代表取締役社長、大阪本社幹部ら約140人が出席して開かれました。社長の総会出席は2011年春、当時の朝比奈豊社長(現会長)が東日本大震災直後の選抜大会開催と復興支援の熱意を語って以来。丸山社長は就任以来初めて。
総会は中西弘雄運営委員の司会で始まり、川瀬辰男委員が会務報告。今年4月から9月までに入会した新会員11人を紹介しました=別掲=。続いて女性運営委員の選任について報告。大阪毎友会会員は10月28日現在、992人(平均74.2歳)で、うち女性は36人。女性会員を増やし、多数の女性会員の総会出席を促すため、運営委員会で竹内啓子さんを選出したと報告し、満場の拍手で承認されました。女性運営委員第1号となった竹内さんは大阪写真部初の女性カメラマンとして活躍。運営委員会では女性運営委員をもう1人選出することを決めています。
続いて、春季総会以降9月末までに訃報が届いた物故会員19人のエピソードを一人ひとり紹介し、会場の全員が黙とうを捧げました。
なお、毎友会では、本社人事・総務部へ訃報の届け出があれば、紙面や社内掲示で知らせるとともに、毎友会長名の弔電を送り、運営委員が会葬し供花料を届けています。
<新会員>(敬称略)
大平雅章(広告局)、金田昭(毎日ビルディング)、吉野寿郎(同)、北川創一郎(制作技術局)、池田薫(工程センター)、千原成記(販売局)、安芸樹(同)、藤本史昭(編集制作センター)、大塚哲也(同)、吉田敬一(同)、姫野聡(神戸)
迫田太会長が挨拶に立ち、「女性会員の総会出席を増やして男女が旧交を暖め合える会にしたい。きょう乗った電車でも新聞を読む人がいなかった。新聞用紙の製作をやめる製紙会社が相次ぐなど新聞業界は厳しいときが続くが、毎日OBとして新聞拡張や事業に対し協力を惜しまない」と語りました。
総会には90歳以上の会員を招待しており,この日は阪上清一さん(94)、今道博さん(91)、辻村秀男さん(91)、真貝義五郎さん(90)の4人が元気な顔を見せました。今年中に白寿を迎える農本元子さん、米寿の17人、喜寿の33人のうち、出席した米寿の山本昭夫さん、吉井功児さん、喜寿の神崎勝さん、木場直樹さん、小林育仁さん、高津鉄男さん、野路光雄さん、古里洋聿さん、宮川恒二さん、山口俊夫さんに迫田会長から記念品が手渡され、社旗を背にして記念撮影が行われました。
このあと丸山社長が登壇し、「毎日単体で利益を出せる会社にするため、全本社の垣根をなくし総力戦で取り組む。対話集会を通じて社員の考えを聞き、自分たちの考えを伝える。来年が創刊145年。150年、さらにその先を目指して毎日新聞を変えて行こう。3年くらいで最初の改革を成し遂げる」と力強く決意を語りました。最後に渡会文化専務取締役大阪代表が「創刊145年記念イベントとして来秋、京都国立博物館で国宝展の開催準備をしている。動かせる国宝800点のうち200点を持ってくる。毎日にしかできない大規模な事業になる」と述べました。
会場入り口付近の掲示板に、会員が近況を書き綴った総会出欠はがきが多数張り出され、総会前後に食い入るようにはがきを読む出席会員の姿が。「アイツ、がんを克服したんだな」「まだ元気にアルバイトしてるのか。もう10年会ってないなあ」などと、懐かしい同期や先輩後輩の消息に触れ感慨にひたっていました。
総会後の懇親会は今回もホテル地下のバイキングレストランを貸し切りで開かれました。若菜英晴執行役員大阪本社副代表の乾杯で始まり、かつての職場仲間や久しぶりに顔を合わせた同期などが集まり、思い出や近況を語り合っていました。(川瀬 辰男)
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