2025.10.20
2025年定期総会
毎友会の2025年定期総会が10月18日、毎日新聞社ビル地下1階のオーバルホールで開かれ、会員と会社幹部を含め、93人が参加しました。毎友会のホームページ(HP)の投稿内容の紹介など、映像2つを上映する試みもありました。
初の土曜日開催でした。会員の中の若い層では、仕事をしている人もいます。そのような人が参加しやすいようにという発想でした。実際には思惑通りにはいかず、参加者が減りました。このため、運営委員会で開催曜日を話し合うことになりました。
90歳以上の招待会員では、松井久さん、国領邦雄さん、西川幸夫さん、福岡克さん、吉間功さんの5人が、元気な姿を見せました。米寿会員は8人で、久保晃弘さんと中村太一さんが出席。喜寿会員は37人で、このうち五十川聖三さん、巖樫猛夫さん、田尻徹夫さん、三岡猛さんが出席し、それぞれ渡会文化会長からお祝いの品が贈られ、記念写真に収まりました。欠席の白寿(1人)、米寿、喜寿会員には、お祝いの品を郵送します。
渡会会長のあいさつは、前日のプロ野球クライマックスシリーズからスタート。「阪神タイガースが日本シリーズ進出を決めた」と話し、さらにその日のアメリカ大リーグ・ドジャースの試合にも触れ、「投手で先発した大谷翔平選手が自らホームラン2本を打った」と途中経過を伝えました(その後、司会が「ホームランは3本になった」と追加報告)。本題はコミュニケーションの大切さについての話でした。世の中が過度にスマートフォンに依存していないか、と問題提起。人と人との対話がなくなり、記憶力やコミュニケーション能力が減退してきていることを取り上げ、「昔の人間の力を取り戻す必要がある。その点、毎友会はコミュニケーションの場で、これからもどんどん利用してほしい」と訴えました。
来賓代表のあいさつは、鵜川勝利・大阪本社代表でした。デジタル化の流れの中で厳しい状況にあることを述べ、「本社のオフィスの再編を進めている。13階の部門を他の階に移し、その後に7階のスポーツニッポンが入る。7階はテナント化する」と報告しました。また、渡会会長の言葉を受け、「タイガースが日本一になることを祈念する」と力を込めました。
会務報告によると、9月末現在の会員は909人で、平均年齢は76歳。2024年総会以降の新会員は18人。亡くなった会員は36人で、参加者全員で黙祷しました。
運営委員は中西弘雄委員が退任し、残り21人は留任です。担務は藤井英一委員が事務局長、梶川伸委員がHP編集長、辻哲郎委員が総会準備委員会委員長を務めることが報告されました。
会計報告も行われました。2024年度の会計収支は、収入は新会員入会費など126万6585円▽支出はお祝いの品代・送料など147万726円、収支差額はマイナス20万4141円でした。2024年の総会収支はプラス19万4700円。貸借対照表の資産総額は1714万7489円で前期比マイナス9441円となりました。これらは総会で承認されました。
総会の後は、懇親会でした。準備の間、「50周年記念わたぼうし音楽祭~障害のある人たちの心を歌う 50回目の喜怒哀楽」の映像を上映しました。この音楽祭は毎日新聞の記者だった故・播磨靖夫さんが中心になって始めたイベントで、毎日新聞が当初から支援してきました。50周年記念は2025年8月3日に奈良県大和郡山市で開かれ、運営委員が演奏風景を撮影して映像にまとめました。
懇親会は井上直樹・社長室次長が乾杯の音頭を取りました。料理は弁当。テーブルにはビールが配られ、ウイスキーや焼酎、コーヒーなどのドリンクも設けられ、賑やかな歓談が続きました。その間に、HPに掲載された会員の近況報告が映像で流れ、HPへの積極的な投稿を呼びかけました。
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