先輩後輩
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伊藤芳明元主筆が毎日書道展秀作賞、7月31日まで東京・六本木で展観中=東京毎友会のHPから

2023.07.28

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 元主筆伊藤芳明さん(青暁、72歳)が第74回毎日書道展秀作賞を受賞、2023年7月26日からの後期展で東京・六本木の国立新美術館に展示されている(31日まで)。昨年は「佳作」賞だったから、ワンランクアップしたことになる。

  人生分已定
  富貴豈妄來……

 脇に最初の2行だけ説明がある。あとは……?

 で、伊藤さんにメールで問い合わせたら「唐詩選の中の皎然という詩人の作で、人が生まれた後の分というものは、その人の生き方によっておのずと定まってくるもので、海底の泥が飛び上がって塵となることはあり得ない…というような趣旨です」。

  3行目以降は「飛上成塵埃吾道本無我未曾嫌世人如今到城市弥覺此心真」だそです。

 伊藤さんは、東大ラグビー部OBで、現在もOB戦などに出場している現役だ。1974年入社。大阪本社社会部→東京本社外信部→カイロ、ジュネーブ、ワシントン特派員→外信部長→大阪・東京両本社の編集局長→専務取締役主筆・編集編成担当を務めた。

 2014年~17年日本記者クラブ理事長。

 書の先生は奈良市の書家、毎日書道会参事の藤野北辰さん(78)である。今夏、鳩居堂で開かれた「書藝北辰会展/GINZA2023」展に出品した作品「平歩清霄(へいほせいしょう)」。

                      (堤  哲)

=東京毎友会のホームページから2023年7月27日

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