元気に集まりました!
OB EVENTS

神戸支局の仲間12人が集合

2022.11.15

元気に集まりました!

 1980年代の序盤・中盤に神戸支局で仕事をした仲間らが2022年11月12日、大阪市・梅田の店で「神戸会」を開きました。参加したのは12人。当時の奥村邦彦支局長は奥さん同伴。デスクだった故・神谷周孝さんのお奥さんも加わりました。

 グリコ・森永事件、令嬢誘拐事件、列車事故、本社ヘリコプターの墜落事故、ユニバーシアード神戸大会など、大ニュースが続いた時期。全員が1人ひとり、神戸支局の思い出や、近況を報告しました。

・奥村邦彦:神戸へ赴任早々、グリコ・森永事件が起き、精進が悪いからだと思った。ユニバーシアードは楽しかった。最近までマスコミ講座の講師をしていで、関西大、近畿大、甲南大、大阪市立大などで教えていた。今はボケ防止で、個人史のようなものを書いている。

・奥村妙子さん:会社に行く機会が多く、支局の人によく、麻雀に誘われた。夫の転勤でいろいろな支局に行ったが、神戸が一番楽しかった。

・太田正隆:兵庫県庁の記者クラブで、よく麻雀をした。自動で牌を混ぜる台がほしいと県に掛け合い、中古の自動台がクラブに入り、総務部長に起動式をしてもらった。

・佐野弘三:グリコ事件の時に、神谷さんはデスクでありながら、現場に行ったことを覚えている。今は中外日報で社説を書いているが、本をたくさん読む必要があり大変。

・神谷亮子:夫が亡くなり、2023年1月12日に三回忌を迎える。神戸支局時代は家に帰らない日が多かったが、みなさんの話で大変な時期だったことがわかってきた。

・梶川伸:①毎友会②お遍路さんの休憩所づくりの活動「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会③奈良の仲間で作っている奈良大好きクラブ④毎日新聞が実験的に発行した地域新聞(廃刊)で残っているマチゴト豊中・池田ニュース、この4つのホームページに関わっているので、いつもパソコンとにらめっこ。

・榊原雅晴:ほぼ暇なので、名刺の肩書を「隠居」としたこともある。京都周辺の低い山に登っている。メンバーには渡辺勉、岡秀郎がいる。

・北出昭:朝日新聞阪神支局襲撃事件の時、神戸支局で宿直だった。一報は「朝日新聞のそばで発砲」だった。朝日は現場到着が早いと思っていたら、支局の中で起きた事件と分かり、ビックリした。今は大津支局でサブデスクのようなことをしている。

・池田昭:グリコ事件の直後に神戸支局に変わり、県警担当にもなった。前任地の倉敷支局では大原美術館に行くなど優雅な生活をしていたのに、えらい違いだった。大学の教員をして10年になる。

・津武欣也:温もりのある支局だった。この4月で完全フリーになり、実家の広島県・大崎上島に生活拠点を構え、ミカンやレモンを作っている。

・城島徹:和歌山湯浅駐在から神戸支局に異動になった。奥村支局長から「昼間寝ているか」と声をかけられた。夜回りに備えているか、との意味だと知り、大人の支局だと思った。大正時代の京都の初等教育のことを調べているので、しばらく京都にいる。

・生田清博:神戸支局時代は、報道協定を結んだ事件が3つも4つもあった。鳥取県倉吉市の親の土地を存続させているが、畑作業を受けてくれる人がいない。草が生えてしまうので管理が大変。

                             (元地方部・梶川伸)