
2022.08.17
閑・感・観~寄稿コーナー~
新刊紹介 斎藤清明著『今西錦司と自然』(藤田 修二)
著者の斎藤さんは京大山岳部OBで毎友会会員。高名な生態学者、登山家、探検家の今西さんを中核とする京大探検グループに憧れ、今西さんの出身学科の農学部農林生物学科に入学した。年齢が離れすぎているので、学生時代に今西さんとは直接の師弟関係はない。ただ仰ぎ見る存在だったという。 京都…

2022.08.16
先輩後輩
元ロンドン特派員・論説委員の福本容子さんが得度して京都で修行中(下)=東京毎友会のHPから
二〇一九年九月末、私は定年を待たず退職した。 「どうして?」とよく尋ねられた。会社やメディア関係、取材先などの人の中には、仏道に入るためという理由が信じられず、悪い冗談だと思った人も少なくなかったようである。 誰かの影響かもしれないが、男女関係の深刻なもつれ、といった深い事…

2022.08.14
閑・感・観~寄稿コーナー~
新刊紹介 『謀略の影法師 日中国交回復の黒幕・小日向白朗の生涯』(池田 知隆)
2022年9月、日本と中国が国交正常化して50周年を迎えます。半世紀前、日本と米国は、国交のない中国と対峙していましたが、ベトナム戦争の終結に向けて米中が日本の頭越しに急接近していきます。そのとき、日本人の元馬賊王が、中華人民共和国の毛沢東と中華民国(台湾)の蒋介石との双方に…

2022.08.11
先輩後輩
元ロンドン特派員、元論説委員の福本容子さんが得度して京都で修行中(上)=東京毎友会のHPから
この四月、晴れて一年生になった。 入学した先は、京都市内の専門学校だ。新米僧侶を教育するところで、本門佛立宗という仏教の宗派が運営している。 同期生は私を含め六名。うち四名は二十歳代である。私以外は皆男性だ。学校に隣接する寮で、彼らと共同生活を送っている。 「学生」とはい…

2022.08.10
先輩後輩
新刊紹介 人間存在を問う闘い――米本浩二さんが新刊『水俣病闘争史』=東京毎友会のHPから
◆毎日新聞西部本社2022年8月6日付け<土曜カルチャー>◆ 水俣病の歴史と患者らの闘いを概観する『水俣病闘争史』(河出書房新社)が8月中旬、刊行される。著者は『評伝 石牟礼道子 渚(なぎさ)に立つひと』、『魂の邂逅(かいこう) 石牟礼道子と渡辺京二』(いずれも新潮社)などの著…

2022.08.10
先輩後輩
元東京代表、秋山哲さんが、生まれた町の200年ぶりの祇園祭を楽しんで=東京毎友会のHPから
2022年7月23日と24日、私は大興奮であった。 私の生まれ育った町に祇園祭の曳山(ひきやま)が復活した。それも196年ぶりの復興である。23日の宵山、そして24日の巡行。暑い中を歳も顧みず、胸躍らせて町を歩きまわった。 京都の祇園祭には少し説明がいる。この祭りは八坂神社…

2022.08.08
閑・感・観~寄稿コーナー~
元同僚の自然薯作り、笑いヨガのこと(松尾 正和)
私は1995(平成7)年3月31日定年退職(繰り上げ)してから約27年になります。 毎友会員です。 「毎友会」総会などの行事には体調の不具合と高齢もあって参加できていません。「不義理」なことこの上ないといつも反省しています。従って「元同僚」の皆さんとも会えていません。 ・・…

2022.08.06
思い出~追悼録
木下克彦さん 大毎精神を体現した特拡

2022.08.02
総会のお知らせ
総会は10月11日にオーバルホールで
2022年10月11日に、毎日新聞社の地下のオーバルホールで開くことになりました。7月13日の運営委員会で決まりました。 総会は4回流れていることもあり、委員会で議論の結果、渡会文化会長が「開催」で意見集約しました。総会の運営については、総会準備委員会が次のように決めました。…

2022.08.02
先輩後輩
新刊紹介 在日米軍特権を洗い出したキャンペーン報道が新刊『特権を問う ドキュメント・日米地位協定』に=東京毎友会のHPから
「日米地位協定」の問題を取り上げた毎日新聞のキャンペーン報道「特権を問う」が一冊の本にまとめられ、7月23日に出版されました。 地位協定は、日本の法律の適用除外など在日米軍にさまざまな特権を認めるもので、低空飛行や環境汚染など米軍が繰り返し起こす問題の元凶と言われながら、一度…
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