元気に集まりました!
OB EVENTS

毎日あゆみ会・第24回総会 25人が賑やかに

2025.07.07

元気に集まりました!

  毎日あゆみ会(毎日新聞労組大阪支部OB会)の第24回総会が2025年6月28日(土)、毎日新聞ビル1階・カフェテラスで会員25人が出席して開かれた。編集、制作、印刷、発送、営業など職域を超えて懐かしい顔ぶれが約3時間、賑やかに語り合った。

 安田幹事の司会で開会。初めに23年度及び24年度に亡くなられた物故会員6名と物故先輩の方々に黙祷を捧げた。

 次いで、幹事会を代表して佐藤正男世話人が挨拶に立ち「会員の高齢化が進み、会長不在の中、幹事が一丸となって活動してきた。他支部にはない、大阪支部だけにあるOB会の火を消さないで何とか継続させたい」と述べた。

 続いて毎日新聞労組大阪支部・山田毅支部長から「労組が抱えている課題として一つは経営監視。会社の中期経営計画の進行度合いを分析し、厳しさを増す新聞事業の中、各種費用を見直し、新たな収益分野への取り組みが機能しているか、追及していく。二つ目は提案を受けている賃金改定。組合員の不利益になることはないか、議論を進めていく」とのメッセージが披露された。

 議事に入り、野路光雄事務局長から活動報告があった。まず、会の活動の中心的な役割をしてきた幹事会は長谷会長辞任の後、幹事4人による「世話人」を置いて、集団指導体制のもと、病気療養中の3人の幹事が辞任する中、10人により会の運営に当たった。

 活動のメインとして春・秋の日帰り行事は参加人数が減る中、何とか実行した。

 24年秋は神戸港の源流「兵庫津ミュージアム」へ。千年余の歴史を映像を駆使して紹介、隣接地に復元された旧大坂町奉行所兵庫勤番所も見学した。25年春は中・近世の自由都市「今井町」へ。近鉄・大和八木駅から徒歩10分。戦国の世の天文年間、一向宗本願寺の僧侶・今井兵部卿豊寿によって建設された称念寺を中心に寺内町として発展。伝統的建造物が500戸も残る日本最大級の歴史的町並み保存地区を歩いた。

 24年度の会計・監査報告の後、25年秋の日帰り行事企画について、趣を変えて、新設された茨木市の「ダムパークいばきた」が提案された。日本最長の歩行者専用のつり橋が完成、新聞やテレビで紹介された人気のスポット。また、26年春は大阪狭山市の府立狭山池博物館と桜の狭山池が予定されていることが報告され、了承された。

 最後に役員・幹事の選出では3人の幹事が退任、新たに奥村富男さん(刷版)が選出された。また、野路光雄事務局長は高齢のため退任、引き続き幹事として事務局業務を補佐する。

 この後、本社玄関前で記念撮影。藤本秀和さんの乾杯で会食・交流会に移り、「最近の本紙は夕刊の記事がそのまま朝刊に。ニュースよりも話題中心の週刊誌のようになっている」「厳しい新聞業界では夕刊の廃止や地方からの撤退などが相次ぎ、全国紙とは言えない」「地方紙が健闘していて面白い」「経営維持のためビル売却などの動きがあるようだ」など新聞業界や毎日新聞の存続を危惧する声があった。

 「27年も続いたあゆみ会の継続を」「文集・元気なあゆみの再刊を」などあゆみ会への要望。「自転車による交通事故で救急搬送された。交差点では十分注意を」「趣味の楽器演奏会で生きがいを」など近況報告があり、最後に神崎勝顧問が「次回も元気で会いましょう」と締めくくり、有意義な交流の場だった。

 出席者は次の通り。(敬称略)相川勇、内田年男、大石英明、大石照代、太田正隆、岡本正、奥村富男、小野喬啓、瓶割安良、神崎勝、久保晃弘、酒井榮二、佐々田剛、佐藤正男、田居哲夫、高松道信、野路光雄、野村純、藤本秀和、古里洋聿、宮本巳代治、六尾清治、目片小苗、安田省三、山口安昭

                             (幹事・野路光雄)