2025.04.21
元気に集まりました!
毎日あゆみ会(毎日新聞労組大阪支部OB会)の春の日帰り行事「中・近世の自由都市『今井町』」が2025年4月16日あり、会員16人が参加した。
参加者は奈良県橿原市の近鉄大和八木駅に集合。春の穏やかな日差しの中を歩いて、まず今井町最西端の重文建物「今西家」へ。同町は近世からの伝統的建造物が約500戸も残る、日本最大級の歴史的町並み保存地区。昔、織田信長軍、さらに大坂夏の陣での豊臣方攻撃を撃退したのが町の誇りで、その後も火事を出さず、戦災もくぐり抜け、奇跡的にその歴史的町並みが残った。
今西家では、江戸時代、町惣年寄を代々務めた同家末裔の女主人が立て板に水の如く、今井町の歴史を解説。当時、裁判権を持ち、拷問部屋もある江戸初期の重厚な建物を見学した。この後、甲子園球場3個分の広さがある町並みを歩き、造り酒屋などに立ち寄った。参加者からは「こんな古い町並みが観光地化もされず、まだ関西にあったとは」と感嘆の声も聞かれた。
昼は町内の古民家食事処で地元食材を使ったランチ。最高齢89歳の参加者がそれぞれ近況を述べ、和気あいあいと交流を楽しんだ。
参加者は次の皆さん。入口邦孝、巌樫猛夫、大石英明、大石照代、太田正隆、岡本正、奥村富男、瓶割安良、神崎勝、京田紀子、酒井榮二、佐藤正男、野路光雄、藤本秀和、安田省三、山梨博
(世話人・山梨博)