2024年 定期総会アルバム②

毎友会70周年記念総会に136人出席(1番下の「アルバム」①~⑤をクリックしすると、総会の写真多数を見ることができます)      

2024.10.10

2024年 定期総会アルバム②

 毎友会の2024年定期総会が10月8日、毎日新聞社ビル地下のオーバルホールで開かれ、会員のほか会社幹部、事務局も含めて136人が出席しました。今回は毎友会創立70周年の記念総会で、講演や70年の歩みの映像上映もあり、例年とは一味違う集まりになりました。

 記念総会ということもあり、2部構成でした。1部では最初に記念講演。梶川伸・毎友会運営委員が「そうだ遍路に行こう!」と題して約30分話しました。「四国には心の共同体がある。戦後日本を支えた『効率』という価値観とは正反対の価値観がある。お遍路さんを受け入れる仕組みもあるので、気楽に遍路に行ってみては」と勧めました。

 続いて総会の議事に移りました。まず、長寿会員の紹介。90歳以上では12人が元気に顔を見せました。次いで長寿者への記念品の贈呈。米寿会員は計20人で、出席した2人には、渡会文化・毎友会会長が記念品を手渡し、記念撮影をしました。喜寿会員は49人。団塊の世代がその歳を迎え始め、大幅に増えました。出席者は11人で、記念品を手に写真に収まりました、

 会務報告では、現状と変更点などが報告されました。毎友会の会員は952人で、うち女性は42人。平均年齢は76歳です。

 変更点は毎友会の財政状況によるものです。会員の近況を載せる「大阪たより」の作成・発送は取りやめます。このため、近況はホームページで読むことになります。長寿祝いのうち喜寿の記念品については、現行は5000円相当ですが、2025年からは3000円相当に引き下げます。これらの変更は、出席者の承認を受けました。また、総会の参加費は今回から、男女ともに6000円に値上げしましたが、これも物価の高騰のあおりを受けて、これまでのままでは大幅な赤字が生じるためです。

 2023年の総会後の新会員は24人で、出席者を紹介しました。一方、亡くなった会員は22人。出席者全員が黙とうをし、冥福を祈りました。

 毎友会の会計についても、報告がありました。2023年4月から2024年3月までの収支は134万529円です。2023年の総会収支は2万1100円のマイナス。貸借対照表は、今期は30万748円のマイナスで、資産合計は1721万6930円です(このうち、毎友会が解散するようなことが起きた場合に、会員に返還することなどのために取り崩さない前提の定期預金が1500万円)。

 会務報告・会計報告のあとは、渡会会長が演壇に立ち、毎友会70年に触れました。現役の編集記者から「地紋つきトッパン見出しは、きたならしいから使わない」と言われたエピソードを語り、時の流れによる感覚の変化を伝えまました。さらに「ラテ禁という言葉が死語になっている」と明かしました。

 そのうえで、「70年の間の新聞の変化を考えた時、新聞制作のコンピューター化も大きいが、インターネットの出現が最大ではないか」と分析。誰もがスマートフォンで写真を撮り、発信する状況を踏まえ、「新聞は難しい時代を迎えているが、毎友会は毎日新聞を支える」と現役世代に激励の言葉を贈りました。

 1部の締めくくりは、松木健社長のあいさつでした。2023年から始まった中期経営計画について、「身の丈に合わない部分を手直している」として、東京本社のスペースを4分の3にし、空いたところには外部から入ってもらう」などと例を示しました。また、「計画の進ちょく状況は、専門チームが検証して修正する」と述べ、「中期経営計画で芽が出てきている」と結びました。

 第2部は懇親会です。食事、飲み物はビュッフェ方式で、新型コロナウイルス前の状況にほぼに戻りました。

 亀井正明・大阪代表が乾杯の音頭を取ってスタート。会社幹部も会員席に混じって座りました。昔の仲間、OBと現役が食べながら、飲みながら語り合う場となりました。記念総会用に辻哲郎・運営委員が映像「毎友会70年の歩み」を制作し、大きな画面で上映しました。創設時の社報、堂島との別れ・新社屋移転、阪神大震災の発生当時の社内の映像などの内容で、京田紀子・運営委員が生でナレーションを担当しました。

乾杯

渡会会長のあいさつ

米寿会員のお祝い

喜寿会員のお祝い❶

喜寿のお祝い❷

記念講演

料理

70年の歩みをみながら歓談

 

2024年 定期総会アルバム アルバム① アルバム② アルバム③ アルバム④ アルバム⑤